クロスステッチでEセター

本ばっかり読んで、更新さぼっちゃった。お天気もどんどんイギリスの冬らしくなり、霜が降りたり曇天に雨にときどき晴れ。コーヒーをおともに本を読んでいるとあっというまに日が暮れてしまい、おそろしい．．．

ヅラも乱れるってもんよ

駐在奥さんたちのなかには、馴染みのないこの長く暗い冬に滅入ってしまう人もいるようで「冬の間はおうちにこもるしかないからやることないのよ～ おこもりでできる趣味を作っておいたほうがいいのよ～」というアドバイスをよくいただく。


たとえばどんな？と聞くと、編み物やイギリスっぽい縫い物（？ ニードルワークとか伝統刺繍など）といった手芸や、これまたイギリス的なボタニカルアートや陶芸ペイント（？）、ペーパークラフトなどの工芸ほか、習い事が多くあるもよう。サロン系？？

キョドるんだけど、箱があるとつい入れたくなって

そして誘われること多しなのだが、今のところ始めていない。

ごめんごめん

ササっと素敵なものを作れてしまう人や（手芸でも工芸でも大工でも）、絵を描ける人がうらやましくて、いつも素敵だなあと思うものの、ナゼやらないか。理由を整理してみたら3つにまとまった。

1. 私には芸術的センスやクリエイティビティや手先の器用さがあんまりナイ。たぶん審美眼はそこそこあると思うし、美しいものを見るのは好きなんだけれど。作るより鑑賞する方が向いている。

2. すでに犬と馬を習っている（？）ので、お財布の余裕もナイ。乗馬ブーツとグローブがいよいよボロになってきて新調したいし、ゴアテックスのジャケットも欲しいし。

3. おうちにこもるのがもともと苦にならない。やることがなくて時間を持て余すということが、あまりナイ。

お昼どきなのに、この影の長さ

共通項は「ナイ」か。ちょっと悲しくなってきたが．．．

とまあ、何を長々と書いているかというと、先日こんなのを見つけたから。

（※"Needle-Works Butterfly"から画像引用）

（11/17追記 --- 実際に作成するには上の画像、もしくはリンク先の引用元のページにある画像を保存し、プリントアウトすると良いと思います。使う糸の番号指定とチャートを確認できます。拡大してよくよく見たら、オレンジ（図案内では「liver」となっている）の場合の糸番号指定も丁寧に記載されていました！ ブルーもオレンジもいずれも糸は4色＋目の部分1色＋アウトライン1色で、合計6色で作れるようです）

奥が深いけれども初心者にもハードルの低いクロスステッチで、こんなにかわいいイングリッシュセターが作れちゃう。しかもポイントポーズですよ。はー。ブルーベルトンだけど、センスのいい人なら糸を変えてオレンジでもトライでも、どのカラーでも作れちゃいそう。

中学生の家庭科でやって以来のクロスステッチ（というか、大人になって手芸自体やってない）だが、トライしようかという気になるほどコレ可愛い。手芸はお任せ！の母がいたら作ってーと頼みたいところだけど、日本だし。

クロスステッチに必要なアイテムを調べ始めたら、それから芋づる式にヴィンテージの美しい図柄のチャート集やアンティークのタペストリなどに目を奪われてすっかりはまってしまい、今日もあっというまに日が暮れてしまったというオチ。

もちろんラブのチャートもあった。はーーー、こっちも可愛いなあ、もう！



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