11.05.2014

犬ときどき馬 (*1)

朝になったら雨の予報はコロリと変わり、冷え込んだものの(朝は4度だった)気持ちの良い青空が広がったある日。ぶぅちゃんと一緒に、タラリララン♪とドッグクラブへ。

少し遅れて到着したニューフェースの飼い主さんの名前がなかなか思い出せず。犬の名前はたいてい一発で覚えられるのに、人間の名前はどうして右から左へ抜けてしまうのか、というのはみんなの共通の悩みみたい(年のせいかな、とは誰も言わなかったが)。たしか、セーラだったような気がすると言ってジョンが「セーラ!」と呼びかけたが、返事をしなかったので不正解ということになった。お茶目だわ...(*2)

写真は先月のもの。犬の名前はメイジーちゃん


午後から乗馬のレッスンへ。下手の横好きなんだけれど、お馬さんが大好きなので以前から乗馬を習っているのだった。とぎれとぎれだが通算で2年ほどクラブへ通ったり、旅先で楽しんだりと、ゆるく長く続けられるといいなあと思って楽しんでいる。

ここ2年ほどはナンダカンダといろいろあって乗っていなかったのだけれど、せっかく馬の国イギリスへ行くのだからと道具も一式持ってきて、張り切って再開したのが6月のこと。そろそろ4か月目になることに気づき、ゆるく長くとはいえさすがの上達のしなさにちょっと愕然とする今日この頃。

いつから乗り始めたんだっけ...と写真を整理していたら(*3)、渡英したばかりの頃に日本の家族に送ったキャスカの写真日記を見つけた。キャスカ初めて馬に出会う編。可愛いから載せておこう。


フットパスとは散歩大好きイギリス人の作った素敵な制度、通行権によって保障された散歩道のこと。公共のものをパブリック・フットパスといい、私有地を通るものもある。
 

家畜が放牧されているところでは、犬はオンリードにしとくれよ!というサイン
 



月曜はクラブはお休み、馬も休養日なのでたくさん放牧されている。
 

キャスカはゴロスリしないのが楽ちんなところ。でもキャッホーという感じでゴロスリしている犬をブログで拝見したりすると、ちょっとうらやましい。勝手な飼い主。


てくてく歩いていくと、


「フットパスはこちら」 手書きのサイン発見。
 

じゃあ入ってみましょうと、放牧されている馬たちのなかへ。しばらく柵外から見ていたらおとなしそうだったし、フットパスに放牧しているくらいなのだからまあ大丈夫だろうというヨミ。





ここで放牧されている馬たちは犬にも慣れているし、「ナンカクレ」という感じでぐいぐい近づいてくる。目をあわせず、存在を消しながら歩き去るのが正解なんだけど、キャスカがジタバタしているものだから興味津々で寄ってきてしまったのよね。

ちなみに他犬にはけっこう不穏なキャスカだけれど、馬にはさすがに挑まなかった。ヨシヨシ。


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(*1) 何年か前、友人が結婚式の招待客すべてにキャッチコピーをつけ、名前とコピーが書かれた席次表を作ってくれた。長年編集の仕事をしてきた彼女ならではの、クスリと笑えるコピーがたくさんで大好評。「犬ときどき馬」は私につけてくれたコピー。

(*2) そのあとちゃんと正解を確認した。

(*3) こちらに来てからまだ半年なのだが、いろいろなことが新しく珍しく、とにかく写真の数が膨大な量になっている。冬の間に整理して現在に追いつこうと心に決める。みんなどうやって管理しているんだろう?(@_@)

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8 件のコメント:

  1. イギリスって羊エリアに入った犬は
    撃ってもいいことになってるとか。
    森や湖を大切にする国ですよね。
    庭の文化もそこからでしょう。
    撮りたいものがいっぱいなんてステキ♪
    UPを楽しみにしてますね。
    ラッキーガールの成長も楽しみです(^。^)

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    1. brighten-sさん、コメントありがとうございます☆
      そうなのです、お詳しいですねー。私はこちらで知り合った飼い主さん(やはり呼び戻しで苦労された方)に聞いたのですが、たとえばフリーの犬が家畜を追ったりして危害を及ぼすと判断された場合、牧場主は犬を射殺してもよくて合法だそう(そうそう起こらないとは思うのですが...)。

      フットパスは牧場の中も通りますし、電磁柵もあるしで、しっかり犬を見て制止がきくよう訓練するのに、飼い主の本気度もあがるというわけですねえ。キャスカは今のところ鳥専門なので、ちょっと助かっています(^^ゞ 羊の写真もたくさんあったような...整理&UP、やりますよ~♪

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  2. フィールドや森を見るだけでもフゴフゴしていたのに「フットパス」とは!!何でしょこのパラダイスは!!

    お馬さん♪いいですよねぇ。私もかつて乗馬クラブに入会していたのですが、アクシデントにより2回で止めちまいました(汗)マハロは我が家のコになる前、ハート徳島さん時代の名前は「シービスケット」でした。アメリカの競走馬の名前なんですよん♪

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    1. MAHAっちょさん、こんばんはー☆
      フゴフゴしすぎて(もともとでかい)鼻穴が広がりきっちゃってます、私。もともと都会っ子なので、牧場を見るだけでもハアハアしちゃうんですよねえ。北海道も大好きだし。

      どどど、どんなアクシデントがあったんでしょう。落馬&ケガ!? そしてマハちゃん=シービスケットとは! 映画も原作も大好きです。ドキュメンタリーDVDも持ってます! 猟犬を取り巻く問題とも似ていて、使役動物としての馬を思うと複雑な気持ちで乗馬もやっていますが、それでも彼らは本当に美しいのですよねえ。あー、映画また見たくなりましたあ。

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  3. 乗馬も腕もおありなのですね。
    近所にミニチュアホースがいるのですが、馬は犬がいると安心するそうですね。
    それにしても、もしかして辺りに馬糞が転がっているのですか???(笑)

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    1. BJAmomさま、このような時に訪問くださってありがとうございます。
      ミニチュアホース、茜ちゃんですね(^^) 登場する記事をいつも楽しく読ませていただいています。辻堂にもポニーを飼っている方がいらしたのですが、馬と暮らす生活にとっても憧れます。

      見ている感じだと、たいていの馬は犬にフレンドリーな気がします。何か通じ合えるものがあるのでしょうか。ハイ、馬糞。いつも散歩で行く森にもそこかしこに落ちていますよー。ジェッシーだったら食べちゃうかしら。そしてヴァレンシア姐さんだったら、もう歓喜のゴロスリでしょうか(笑)

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  4. アクシデントはですねぇ。。。
    これから私の華麗なるお馬ライフが始まるんだ♪と意気揚々と出かけたのですが、騎乗後、数分も経たぬうちにお馬さんが暴れだし…私の記憶が確かならあれはもうロデオなみの暴れようで(馬なのに)。腰がうねるは足は馬具から外れるは手綱になんて気が向かず。先生も驚かれて大声出してるし、横のコースの先生と生徒さんは笑ってるしで。

    お馬さんの後脚の内腿にアブか噛んだか刺しただかで痛さのあまり暴れたようなので誰も悪くないし、幸い怪我もなかったのですが初乗りの私にはあまりに刺激が強く。でも「怖かったんだな」と思われるのが悔しくて2回目のレッスンに行くも楽しめず止めちまったのであります。
    今でもお馬さんの温かさや目の優しさ、筋肉の美しさには惚れ惚れしますがね。

    シービスケットをご存じなのですね。さすがだ!!

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    1. MAHAっちょさん、こんばんはー☆
      そ、そ、そのアクシデントは想像を超えていました。不可抗力とはいえ、阿鼻叫喚状態ではありませんか!(横のコース、笑ってる場合じゃないぞ) 初乗りでその経験は、あまりにレアというか酷というか...よく落ちませんでしたね(汗) 本当に怪我がなくてよかったです(滝汗)

      私は幸いなことにこれまで一度しか落馬したことがありませんが、「7回落馬すると一人前」という言い習わしがあるのですよねえ。道は遠いですわ。でも乗っていて呼吸が合った!と感じる瞬間がたまらなく嬉しくて、マイペースで続けようかなーと思っています(^^) MAHAっちょさんも、そろそろ再開いかがですかー。シービスケットを観て気分を盛り上げましょうぞ。

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