11.20.2014

セターコレクション1番、バロネット号

先日借りてきた本たちのなかになぜアンティークハウツー本があったかというと、遠足で立ち寄った街で初のイギリスヴィンテージものを買ったから。イギリスと言えばアンティークマーケットが有名で、世界中にファンがいると思う。確かに見てみるとズキューンとくるものもけっこうあって、せっかくだから少しずつ買ってみようかなあ、と。

ある日のピーチ味

しかし私はというと、アンティークとヴィンテージの違いも???なので(*1)、まずはちょっとニワカ知識を入れてみようかと思ったのだった。

で、私の初のヴィンテージはこのお方。ようこそいらっしゃいましたー。



クローズアップ。

セントラルヒーティングのおかげで部屋ぬくぬく



目がちょっとこわいけど、ディティールがとてもリアル。耳の付き位置から後頭部の感じ、マズルへのストップとか、


タプタプ感とか!


お腹になにか書いてあるけど何コレー?とお店の人に聞いたら、BESWICKはメーカーの名前。

もともと食器を作ってる陶器メーカーだけれど、動物のフィギュアでも有名なんだそう。おなかに刻印されている"CH BAYLDONE BARONET"は、実在するショーのチャンピオン犬(CH)のBayldone Baronet号をモデルにしているということ。ベイルドン・バロネット号...なんだか気品あふれるお名前。

男子ですね

家に帰って調べてみたら、BESWICK社は1969年にロイヤルダルトンに売却され人気の陶器フィギュアはその後も製造されたが1989年以降はBESWICKの刻印は押されなくなったそう。2002年にいったん動物フィギュアは製造中止となるも、2002年にロイヤルダルトンは社名とデザイン権をDarlington Crystal社に売却。動物フィギュアの製造も復活した、とな。


ビアトリクス・ポターのキャラクターのフィギュア製造でも有名。刻印が押されているということは1989年より前のものだと思われるが、ロイヤルダルトンに売却される前か後かはちょっとわからない。コレクターが見れば刻印やデザインの具合できっと判別できるんだろうな~。コレクターズクラブ もあるみたい。


イギリスらしい食器や銀器を手に入れるのも素敵だけど、インテリアセンスもあまりない私としてはディスプレイはどうやったらいいのか皆目わからないし、食器は丈夫なのがイチバンだし銀器はお手入れが面倒くさいし...と、いまいち食指が動かないので、お手頃ヴィンテージでセターコレクションにチャレンジしてみようと思う。楽しみ。

となればやっぱりフィールド系が欲しくなるわけで、早速見つけた次のターゲットはコレ。鉢植え?? 検討中だけど、このありえない感じがたまらないのでたぶん買っちゃうと思う。


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*1. アンティークは100年以上前のもの、ヴィンテージが100年未満だそう。なんでやねんと思ってさらに調べると、どうやら輸出入の関税や税金の関係で決められた線引きとのこと。便宜上、必要ですものね。
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2 件のコメント:

  1. わー、ステキ!掘り出し物ですね。下唇のタルタルがたまらない。
    日本では絶対に手に入らない物でも、イギリスだと見つかっちゃうんだ!
    マーケットに行くのが楽しみになっちゃうね。

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    1. ウィリーMomさま、コメントありがとうございます☆
      ですよね、ですよね、やっぱりタルタルいいですよねー(^^) 日本よりはチャンスがあるかなあと思うのですが、こちらでも他の犬種と比べるとセターはやっぱりマイナーで、アイテムを見つけにくいのです。そのぶん掘り出す楽しみがあるかも!? オレンジベルトンを見つけられたらまたUPしますね☆

      たくさんコレクションしてお店でも開きたい~なんて妄想しちゃったりして。あ、でもセターの飼い主さんは少なすぎて常連さんしか買ってくれなさそうです...(笑)

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