うちの母はむかしから「エエッ!?」という言動が多いんだけど、そういうのも遺伝するのだろうか。
さてさて、昨日犬グッズのことを書いたので勢いでもうひとつ。キャスカの放牧の重宝グッズ。
鈴です。タグ紐のナスカンにつけて、放す時だけ装着。
オフリードでの呼び戻しは地道に訓練中で(一生続くかも...?)、暴走系猟欲とレンジの広さのためにいつでも安心して放牧できるというレベルには到達していない。でも細かく段階を踏んできて、自分にできるだけの基礎訓練をいれたら、次はオフリードにするしかオフリードの訓練はできないわけでというジレンマ。
場所を選んで、気を抜かず、犬の動きから片時も注意をそらさず。これ、人間も非常に疲れるんですが安全にはかえられないし、数をこなすうちに鍛えられてきました。どっちが訓練されているんだか、よね。
100円玉と500円玉サイズのコインと比べると、こんな感じ |
地平線が見えるようなひろーい場所で放せればだいぶ楽だけど、いつもそんなわけにはいかないので、鈴はけっこうなパワーツール。犬の動きや位置がぐんとわかりやすくなる。
例によって、どんな鈴を買おうかいろいろ調べて、選んだのはこちら。
鷹狩り(英語では Falconry)に使われるもので、アメリカの鈴職人 Dave Noble氏の鈴。購入はUKの鷹狩りエクイップメントをいろいろと取り扱っている Westwealdfalconryというサイトにて、シルバータイプのサイズ7を。2つセットで、20.5ポンドなり(≒約4,000円)。
もとはこんなにピカピカだった |
旅行しているとけっこうあちらこちらに鷹狩りの見学ができる施設があったり、カントリーフェアでデモンストレーションが見れたりするようで、フィールドスポーツのひとつとしてけっこう鷹狩りはメジャーみたい。猛禽類=Birds of Prey は大好きだけど、猟犬とはまた異なり家畜化されているとはいえない動物なので、そして野生で大空を飛翔する姿がもっとも美しいと思うので気分は複雑だけど...
ちなみにイギリス国内の鷹狩り人口は25,000人もいるそうな。ハンティングもドッグスポーツも盛んなお国柄なので、うなずける。
鷹にはこうやって、足に1つずつ付けるそうな(Encyclopaedia Britannicaより) |
イギリスで販売している鷹狩り鈴(Falconry Bells)は大きく2つのタイプ。このDave Noble鈴のようなAcorn型(ドングリ)と、パキスタンなどの西アジアでよく使われるLahore型(ラホール)とがあるみたい。Falconry Bellsで検索すると、世界各地のそれはそれは美しい鈴がたくさん。
ラホール型。ちょっとエキゾチックな感じ? |
あんまり鈴が美しいので鷹狩り文化についてネットを見ていたら、3,000年の歴史だとか、世界各地の猛禽類と人間のかかわりだとか、道具の歴史などにワクワク。
これはちょっと路線が違うけど |
とまあ、脱線はほどほどにしなければ。
次回は、実際の鈴音紹介とマイレビューを。
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鈴といっても何ともオサレな鈴ですね!こちらで熊よけに使ってるのとは大違い。
返信削除鷹もカッコいいですね~!近くで鷹の呼び戻しショーをさせてくれるテーマパークがあるんだけど、一度行ってみたいと思ってました。犬の趣味も似てるけどtomitさんとは他の趣味も合いそうですね!
キャスカちゃん、フリーがんばってね!
ウィリーMomさん、いらっしゃいませー☆
削除こんなニッチなネタにのってくださってありがとうございます。鈴がなくても大丈夫! ...を目指しているんですがいまのところはムリ~!なので、使用頻度も高いため、シャレオツで音色がきれいなのを探したのです。鷹とおそろいだワと思うとなんだか嬉しいですし♪
ですねー。犬の趣味はすべてにつながる!? 鷹匠のショー(だじゃれではありませぬ)、ご覧になったらぜひどんなだったか教えてください。