ぶぅちゃん滞在記 Day.4 - 優しさ成分100％とトレーニング

スペクタキュラーだった年末の旅行も記録しておきたいなあとひそかに思っているんだけど、そのまえにアップし終わっていない連載があったのだった。ハイ、ぶぅちゃん滞在記（← 9月の話です。筆が遅いの）。

【＃連載ふりかえりはこちらから：　Day.1 / Day.2 / Day.2 ．．．の2 / Day.3  】

どこまで書いたんだっけと見返して写真を整理していたら、もう9月のお天気の良いことなんのって。お日様が出て20度をこえると、服もぱっぱと脱いで公園で日向ぼっこをしていた人たちの気持ちがようやくわかるようになってきました（寒いから私はやらないけど）。



で、4日目も言わずもがなでおっとり落ち着いているぶぅちゃん。

おお、多頭飼い気分を存分に味わえたバラ色の日々よ。

ぴったりん娘なので私が台所にいるとそばを離れず、それならばこちらの大きい布団をお使いになって～とキャスカのをいそいそと持ってきたところ、

アリガトーゴザイマスーと移動。

すると、居間で朝寝をキメていたブチ娘がやってきて、ジトーッとした視線を投げかけて無言で去っていき、

私が庭にちょっと出て戻ってきたら、こうなっていた。

うう、優しい娘っこだ。

キャスカはおもちゃでもベッドでも、欲しいなーと思っても取りに行くほど所有欲が強いわけでもなく、ジトーッとするだけなので、おそらくぶぅちゃんがドウゾーと譲ったのだと、思われる．．．


お昼に車でレッツゴー。この前日はちょっと不安があったのでリアシートをひとつ倒して犬スペースを広くしておいたけれど、ぜんぜん問題なさそうだったので2頭まとめてブーツエリアにぎゅうぎゅうと。

キャスカの顔がこわいのは、「ステイ～ステイ～！」と私がプレッシャーをかけていて憮然としているからです。ちなみにぶぅちゃんは、降りて♪というまでずーっとニコニコ乗っている。キャス子、よく見て学ぶのよ。

まいどおなじみ、ガンドッグレトリーブのクラスです。

2頭のハンドリング、うまくできるかなあと思ったけれど、たまたま犬なしで来ていたお仲間がいたので、念のため1頭のリードを預けてはもう1頭を送り出し～と、すごくせわしなくて目がグルグルになったものの、なかなかの出来。

ぶぅちゃんはハンドラーが変わっても同じ水準でお仕事をこなせるタイプ。終始ごきげんで回収してくれた。ストップホイッスルもダイレクションチェンジもお手のもので、しばし自分がグッド・ハンドラーになった気分を満喫。サンキュー。

キャスカは応用がきかないのとダミー欲・回収欲がまだ低いので、私以外の人だとまだまだうまくいかず。でも、ある日偶然わかったんだけどクラスに来ているジャーマンポインターも実はそうだった。ダミー大好きで飼い主さんとのペアだといつも仔馬のように駆けてレトリーブしまくっているのに！ レトリーブの動きが悪いとかそういうのではなく、ダミーそのものに関心ナシという感じでとても意外だった。飼い主がいなくて「ボカァ、ソレドコロジャナイ！」っていう風情。


サンプル数が少ないのでなんとも、だけど、セター・ポインターの方が犬種傾向として、やっぱり繊細でワンオーナーな気質があるのだねぇと思ったものです。一方で、回収犬をレンタル？してハンティングを楽しむというスタイルがあり、ハンドラーを問わずに仕事を遂行するプロ犬たちはどれだけスゴイのかと思いをはせてみたり。



クラスでは体力だけでなく頭をたくさん使うので、気持ちよく疲れてくれる。終わった後はグッスリ。

．．．と言いたいところだが、眠い子どもがグズるようにキャス子はたいていもうひと暴れして、

何かに納得したかのように、パタッと寝る。アドレナリン値がさがるのに時間がかかるのかな（←　あがるのは一瞬）。

日光浴のあとは、ソファで本気寝。明日も晴れるとよいねえ。

  


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