10.29.2015

自撮り、或いは、セルフィー

イギリスの魚料理というと...私に強烈な印象を残した一皿はこれである。


ドーバー・ソールのグリル、20ポンドなり(※本日のレート、1ポンド=184円)。幸いなことに残念ながら私は食べておらず、ある日夫が接待だかなんだかで魚料理で人気のパブへ行き、衝撃のあまり送ってきた写真である。確かにグリルである。そして、確かに舌平目である。

◇ドーバー・ソールとは: ソールすなわち鰈(カレイ)のなかでも一番とされる、英国ドーバー産の舌平目のこと。地中海からスコットランド北部まで獲れるそうだが、ロンドンに供給されるソールの水揚げ港がドーバーだったため、ドーバー・ソールと呼ばれているもよう。

魚自体には特に何も味付けはしておらず、レモンを絞って添えてあるタルタル?をかけ、塩・コショウで召し上がれ。「味付けはご自分で」というイギリスあるあるパターン。付け合せは、もちろんジャガイモ(茹でてあるだけ)。


うーむ、なんという潔いプレゼンテーションでしょう。彩りもストイックの一言に尽きます。 こねくりまわしたソースなんて、軟弱でい!というシェフ(シェフって言っていいのか、この料理)の叫びが聞こえてきそうです。イギリス好きの方には、たまらないものがあるのではないでしょうか。 

(※イギリスの名誉のために言うと、近年ではロンドンを中心にグルメ・ブームだとかなんだとかで、美味しいお店もたくさんあるらしいです。我々がいまいち怠け者で、開拓も特にしていないだけでして...普段のつつましい暮らしをするうえでは、肉も野菜も乳製品も、美味しい素材には事欠かないし、この舌平目も、魚の味自体はよかったらしいです)



さて、長くなりましたが本題をば。セルフィーです。つまり自撮り。今日初めて気づいたんだけれど、iPhoneの写真 → アルバムに行くと、「セルフィー」というフォルダがある。自撮りなんてしたことないのにヘンねえと思って開いてみると、


あらま。犬しかいない。どういう基準でセルフィー仕分けしているのか、食べかけリンゴ社に聞いてみたい。でもちょっと懐かしい写真もあったので楽しく見る。


ブチ子はとってもソフトマウス。ローハイドも前歯でついばむので、1本食べるのに20分。


これは、去年の6月。火曜クラブに通い始めてしばらくしてからのこと。日本でも1年間ずっとコツコツとトレーニングしてきて、お膳立てしての呼びのレスポンスは良くなり、分離不安で私が離れるとピーピー言うものだから、ちょっとフリーにしてみろとジョンに言われ。イヤだ怖い、プッツンするに決まっているとおののく私だったけれど「みんなもついている。それにわしゃ犬をロストしたことがない(断言)」と言うので、勇気を出してフリーにしてみた。

キャスカを迎えて、ロングリードが使えるようになるまで数か月、ロングリードから手を放して呼びの練習ができるようになるまで8か月。初めてリード自体を外した日。

呼び戻しができた!と感動的な話だったらよかったのだが、放したとたんに一目散に森へ突っ込み、一瞬で消えた...手分けをしてみんなで探してくれ、私は念のため元の場所にひとり残り。戻ってくるまで10分くらいだったろうか、泣きそうで吐きそうで、体は震えそうで、なんてことをしてしまったんだろうかと頭の中が真っ白だったことを覚えている。それから、家族のこと、日本の師匠のこと、キャスカの命をつないでくれた人たちのことを思った。

この後、GPSとEカラー導入。ふつうの犬ならちょっと探検して、行きすぎちゃったテヘヘというのがありえる時間だったけれど、この子はあのスピードのままでどこまでも行ってしまうと知っていたから。あれはトラウマ級の恐怖であった...


初めて1ポンドダミーを咥えられた日。前歯でだけど。うちに来てから、やっぱり1年以上かかった。



 




去年の夏。キャスカはなんでいつも座っている写真ばかりなの?と姉に問われて。一瞬でも犬の動きを見逃さないこと。気配を読み取ること。走っている時に写真を撮る余裕なんて、皆無であった。


両親との旅行先でも、わたしゃ崩れ折れました。膝に力がはいらないというのは、ああいうことを言うのかと。この後も数回ほど失敗があったが、最長不明時間は1時間。膝がクラゲになるかと思った。

いかん、飲んだくれの苦労話みたいになってきた。



キャスカ、スイカに目覚める。リンゴやナシ、桃などはいまだに食べないけれど、なぜかスイカは好きになった。ただし赤くて甘い部分のみ。先代オーディンは、この白いとこまでシャクシャクと丹念に食べるのが好きだったものだ。ニンゲン用に、漬物にしたのも私は大好き。



友人や家族に送った写真たちが多くて、ひょっとして、文字を書き込んだのがセルフィー分類されているの?とも思ったんだが、それにしては少ない。

とまあ、フォルダのなかの写真たちを見返しても、さっぱり基準がわからないのでした。


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16 件のコメント:

  1. あ~、わかります。最初に放したときのその気持ち。
    で、自分で戻ってきたのでしょうか。その辺りが気になって、この記事を閉じられません。
    でも今は呼び戻しがちゃんとできているのですものね。返信を楽しみにしつつ、さて、こちらの生活に戻ろう。(笑)

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    1. BJAmomさま、なんとリアルタイムでこんばんは。そちらはおはようございますですねー☆

      戻ってきたのですよー(泣) 突っ込んでいった場所とは別の方向から、すごい勢いで瞳孔ひらいてました。この後安全な場所を吟味してGPSカラーでも何度か検証(?)しましたが、方向感覚は意外とあるようです。

      クラスのあるフィールドは広大な病院の敷地内にあり、ほとんどが塀に囲まれているのですが、それでも出口はあるし。そしてキャスカは無鉄砲と臆病のコンビ犬なので、我に返った時にパニックを起こしたらどうしようと私も大パニックでした。momさまも、おんなじ気持ちだったんですね。みんなそうかなあ。そして、いまだに日々練習です(^^;)

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    2. キャスカちゃんとヴァレンシア似ているような気がします。他の果物食べないけどスイカ好きだし。あ、今年から柿も食べ始めました。(笑)
      猟犬類は必ず本能で飼い主のところへ戻ってくると元猟師さんに聞いたことあります。その方は最長二時間も衣笠山で愛犬ESが戻るのを待ったことがあるのだとか。必ずというところに半信半疑な部分もありますが、日本は特に衣笠山はかけ降りたら県道で車びゅんびゅん、高速も近いし、身の安全に保証なしの部分もありで。(^_^;)
      私も日常的に長時間外出が可能になったら、ヴァレンシアだけでもフィールドトライアル体験させてあげたいと思っています。
      ところで今日は朝からGolon紹介記事ページを探しています。で、気付いたのがスノウのためにたくさんのページで紹介頂いていたこと。今さらながらお礼を申し上げます。

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    3. momさま、あらま、ヴァレンシア姐さんもスイカ好きですか。梨などもそうなんですが、犬が食べるときのあのシャクシャクという音が大好きです。柿はまだためしていなかった!(笑)

      帰巣本能がとりわけ高そうに思える猟犬たち。でも、2時間も待っていたら私のメンタルが崩壊してしまいそうです。元猟師の方、そのセターが戻る能力があるというのがわかっていたのでしょうね。しかし、イノシシ猟じゃあるまいし、2時間ですかぁ(^^;)

      そう、やっぱり車がいちばん心配です。キャスカの場合は社会化という面で対人対犬でも課題があるし、まんがいちのことがあったらと思うと私が見える範囲からは出せません。まだまだがんばります~。私が湘南地方にいたら、ドッグシッターをさせていただきますのでmomさまとヴァレンシアでフィールドに行っていただきたいくらい。あと1年半お待ちいただけたら、押しかけシッターに行きます!

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  2. 方向感覚があるなら、それは良かった。
    私も犬は本能で飼い主の所に戻ってくるものだと思っていました。
    でも、どうやらそれにも例外があるようで、残念なことにコルクはその例外の中に入るようです。
    なんとなくコルクは私を探すのが下手だな~と薄々感じていたのですが、あるベテランの方に「犬には生まれつきナチュラルレスポンスがある犬と、無い犬がいる。」と言われ(つまりはコルクには無い)、無い犬の場合はこちらがレスポンスをつけなくてはいけない、と言われました。
    要するにこちらが気をつけて呼ぶ必要があるということ。
    コルクの場合、それはすごく納得がいったので、それからはこれ以上は離れて欲しくないな~という点で呼ぶようにしています。

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    1. コロママさん、コメントありがとうございます☆

      方向感覚、意外にありそうなのです。といっても、確認できたのは数回ほど&短時間だったのでなんとも言えませんが...(怖) 時間が長ければ、パニックを起こしやすい性格なのでおそらく無理ではないかと踏んでいます。感覚の練習に...と隠れんぼゲームもちょこちょこと続けていますが、「あらっ!おかあさんがいない!(アワワ)」と、けっこうアサッテの方向へ行っちゃうことが(涙)

      GPSを付けて裏の森を散歩していた初期の頃、林のなかを並行して走っているようだったので、GPSで位置を見ながら出てきそうな場所で先に待っていたのです。そうしたら何を思ったのか、突然きびすを変えて元の方向へ戻り出し。携帯のアプリを見ながら焦りました。そして元の場所で私がいなくてキャスカも焦ったのか、なんと森を出て道路へ。それから家の方向へと、高速移動!(><)

      コロママさんと同じかもしれませんが、今は互いに確認できるレンジから出る前に必ず呼び戻すようにしています。セター本来のレンジではないかもしれないけれど、安全第一!と思っています~。

      ナチュラル・レスポンス、興味深いです。以前もたしかコメントくださっていたのかしら、聞き覚えがあります。飼い主を確認するという意味合いに受取っていましたが、方向感覚も含む、もっと深いワードだったのですね。

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  3. ぼくのセルフィーにはちゃんと自撮りが入っていて。一枚だけですけど。
    どうしてセルフィーとわかったのか不思議で!

    キャスカちゃんはスイカに目覚めたのですね。
    我が家はコレさんが果物も野菜も見向きもせず。
    肉専門!
    なのでネロも同じものを食べさせています。
    いろいろ食べたがると面倒なので(^_^;)

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    1. セキグチさん、コメントありがとうございます☆
      えっ、コレネロさんの写真じゃなくてご自分のがちゃんと?(笑)

      なんちゃって。私が仕様を考えるとしたら、インカメラで撮った写真&画像認識で顔が写っているもの、と仕分けするかなあ。テクノロジー、おそるべしですね。そして、私のiPhoneはバグってるのではないかと疑っております(^^;) もしくはこれはキャスカのiPhoneなのかしら。

      コレさん、さすがですわ。由緒正しい(?)肉食お爺ちゃん。うちは我が家に来た頃、ニンゲンの食べ物に一切興味を示さず、トリーツにもシラーッと。トレーニングするのにも困って、食べ物に対する欲をあげようといろいろあげちゃいました。あっ、ただ甘やかしているだけとも言える!?

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  4. まぁ!早速画像つきでお魚情報ありがとうございます。ドーバー・ソウル、高級魚と知ればそうなのか!とも納得しますがなかなかのお値ですねぇ。そしてなるほど、魚はいるし美味しいのですね、納得&安心しました←何に対する安心なのじゃ。

    キャスカさんのソフトマウス可愛いですねぇ。私もソフトにハミハミされたいわ~。
    初めてのフリーでの出来事。読むだけでワナワナします。さぞ時間が長く感じられたでしょう。しかし、キャスカさんも飼い主も成長されましたねぇ、素晴らしいぜぃ。素敵な師匠とお仲間のおかげ、そして諦めず継続しているからこその成果ですねぇ。
    凄いよ!ホント!

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    1. MAHAっちょさん、コメントありがとうございます☆

      うえーん、がんばっていますよう。ありがとう。こんな思いをしてまで訓練して、そしてもし万が一のことがあったら...と、「この子には無理なのかしら、走らせたいというのは私のエゴなのか」と悩んだことも。でも、日本の先生に(私より一回り以上も若いのに、なんかすごく悟っているの)「飼い主それぞれでいいんです。犬と暮らすってことがそもそも、人間のエゴなんです」とサラリと言われました。そっか、いいのか、、、(← 単純)

      でもやっぱり、犬種を問わずフリーでお散歩がデフォルトであるこの国に来たということも、背中を押してくれていると思います。もうなんか、いろんなものがありがたい。。

      お魚、安心していただけてよかったわ♪ ドーバー・ソール、まるで居酒屋で出てくるホッケみたいでしょう? 焼き魚だと思えばまあいいような気もするけれど、いちおう「メイン・ディッシュ」なのに~(爆) 日本食スーパーに行くと新鮮な刺身(←お高いの)もあるようですが、郷に入っては...方式で、北海サーモンなどをグリルして食べておりますよん。あー、でもやっぱり美味しいお寿司が食べたいよーーー

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  5. 1時間かー(°_°)
    よくぞ帰って来てくれました。
    汗と涙の結晶が今なんですね。
    無邪気にスイカなんて食べてるけど、
    全くドキドキさせてくれるお転婆さんなのね。

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    1. brigten-sさん、コメントありがとうございます☆

      ね、バニさんがいかに優秀かおわかりいただけたでしょうか(^^;) 1時間はもう膝クラゲです。私が呼び戻すタイミングを見誤ったからいけないのですけれど。大反省。お転婆さんどころか、鉄砲玉ですわい。でも、帰国したら一緒にダボス行ってください。

      brighten-sさんならきっとすぐにピンとくるかもですが、戻れないことと同じくらい、キャスカがパニックになることが怖くって。呼びの練習ももちろんだけれど、社会化リハビリはまだまだ汗と涙が続くことでしょうー。小さな変化が嬉しくって、嬉し涙もありますけれど☆

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  6. 初めてフリーにした日の出来事、自分の事のようにプルプルしてしまいました。
    ウチもロングリードトレーニングを再開したところ(引越しで一からやり直ししてたので、、、)、犬を信頼することの難しさ、自分を信頼することだって大切、私も写真を撮る余裕なんてないですね(^^;) まぁ、ウチの犬、2日留守にして、帰ってくる気なしだったから、比べものにならないのですが。。。

    くくっ…ドイツの魚料理も似たり寄ったりです。ただ、これにクリーミーなバターソースが、魚が溺れるくらいかかってくるのです。。それに、何故魚の皮を剥ぐの?!それをカリッとパリッと揚げればおいしいのにーと絶叫したこと多々です。

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    1. akaさん、コメントありがとうございます☆
      ほんとにねぇ、きいておくれよおっかさん! じゃないakaさん!ですよ(← すみません、一回言ってみたかったんです、コレ)。

      基礎訓練を地道に積み重ねていく一方で、フリーにするにはどこかの時点でエイヤっと踏み出さないとならぬ事もあるのかしらと思っています。あっ、でも犬によっては「これなら絶対大丈夫」と自信をもったうえでやることもあるのかなあ(汗)

      マイ嬢のトレーニング再開も、今後を楽しみにしております。マイ嬢の行方不明事件、私もあの時は読んでいてワナワナしました。でも彼女の場合はサバイバル能力が高そうで、鉄砲玉というよりは出奔娘の印象が強いかも...(^^;) とはいえ、あの時もおうちに帰れてマイ嬢もきっとすごくほっとしたんじゃないでしょうか。いつもおうちのお写真で、あんなにくつろいでいますものー。

      溺れるほどのバターソース...(笑) とりあえず揚げとけ!のイギリスに対し、とりあえず浸しとけ!のドイツなのでしょうか。魚料理に関しては、だんぜんナショナリストの私です。わはは。

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  7. 私も思い出しました。ブログにも書いたことがあります。ナスカンが首輪から外れて、新太がビューンと走り去った日のこと。あの気持ちは2度と味わいたくないですね。すぐに戻ってきたのですが、とても長く感じました。
    tomomitさんの膝がガクガクのお気持ち、よく分かります。

    コメント返信の中にあった「犬と暮らすことがエゴ」を拝見して、あ~先生らしい科白だなあと思いました。
    人間と犬は違う動物ですもんね。でもワンコがいない生活は、もう考えられません。
    初めて先生がシェルターのボランティアの前でご挨拶なさったとき、まだ20代後半でした。その場にいた私たちは、全員ひっくり返りそうになりました。
    おっと、話が逸れました。

    トレーニングに終わりはないですね。「座れ」や「伏せ」のような超基本的なことも、奥が深く、本当にいつでもどこでも、また長い時間でもできるかというと・・・まだまだです。
    だからこそ、挑戦するのだと思うことにします。(^^)
    今日も楽しい1日でありますように。

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    1. みゅうさん、コメントありがとうございます☆

      なんと! 新太君にもそんなことがあったのですね。過去記事を漁りにまいります。ガクガクのあの気持ち、きっと同じだったのでしょうね。ナスカン外れはこちらも心の準備がないから、本当に一層ショックがきつかったと思います。すぐに戻ってきてくれて、良かった!

      以前は「死んでも放しません」な勢いでガチガチにリードを持っていましたが、最近は少しリラックスして持てるようになりました。というのも、リードが手から離れて、とかリード踏んでたのがすり抜けたりという時に(← ほんとはダメですね。汗)、訓練のおかげで今は「あ゛あ゛ー!」でピタッと止まってくれるように。ふつうの(?)犬らしく、こちらの真剣度が伝わりやすくなったかと(^^;)

      ☆野さんらしいでしょ(笑) その通りだなと思い、そしてエゴであることを肝にめいじて彼らを尊重していかねばなあとも考えさせられました。初めて会ったとき、実年齢+7歳くらいと思ったのでしばらくたって年齢を聞いた時は同じくひっくり返りましたー。信念がある人は老成するのかしらん。

      おっしゃるとおり、奥が深い。キャスカとまだまだ阿吽の呼吸にはなれませんが、訓練を通じて「犬を見る」目が育てられてきたのが一番嬉しいです。人間同士も同じようなことがあるように、あきらめずに向き合い続けることでコミュニケーションのチャンネルが増えていく感じ。そういう意味では、キャスカが私の先生なのかもしれません(^^) みゅうさんも、良い一日を!

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