10.18.2015

小さいニンゲンと犬

今日は母の誕生日。ネットで注文しておいた花束が無事に届いたとのメールをもらい、起き抜けにスカイプでビデオチャット。なんという便利な時代なのだろうかーとつくづく思うのだった。むかしの人は電報でお祝いメッセージを送ったりしていたのかなあ(← むかしすぎるか!?)

キャスカは元気なのーケガしてないー?とか、けねちゃん(実家犬)は相変わらずかいー?とか、スカイプしていても、おおかた犬のことばかり話している我が家。昨日のお出かけで久しぶりにダニがついちゃったことなぞは話しておいて(あーイヤだ)、嬉しかったことを話し忘れたことを、終わってから気づく。

そうそう、下からそーっとゆっくりね。

昨日はね、初めて会った子どもたちを怖がらずに上手に挨拶できて、オヤツも食べられたのだ。


夫が同僚たちとチャリティ・マラソンに参加するとかで朝っぱらから叩き起こされて南ロンドンへお出かけ。我々以外にもご家族そろっておいでの方たちがたくさんいたのです。人出も大騒ぎも、子どもも得意ではないキャスカ。けっこうな賑わいだったし、ストレスは大丈夫かなと、あまり無理させないようにしようとやや心配だったのだけれど、予想よりも落ち着いていられて。

無理にプッシュしてはいけない、でもちょっとだけチャレンジ。最後は良い経験で終わること。この塩梅がむつかしいけれど、うまくいった時はとっても嬉しい。キャス子、よくがんばったねー。

ちょっとずつの繰り返しで、ちょっとずつキャパシティが広がっているのが、こうやって実感できることが時々あって、ともすると忘れてしまうから嬉しいダイアリーをちゃんと書いておこう。



「あのひとたち、野蛮です。おうちにいれてください」

最近ほんとに子どもに慣れてきたなあと思えるのは、ご近所犬仲間の家のチビッ子たちに感謝するところも大きいかも。

生まれた時から家におっきな犬がいて、犬慣れしている彼らは良い意味で犬に無関心。キャッキャとはしゃぐ姿にキャスカがビビることはもちろんあるんだけれど、今はそっとしておいてあげて~とお願いすれば、きいてくれるチビッ子たち。ありがとう。回数を重ねるうちに、「ホラ、こわくない」というのがわかってきてくれたみたいでキャスカもどんどん馴れてきた。

この写真の日は、チビッ子2人と犬1頭にモテていた夫がお庭で大ハッスル。チャンバラごっこにはさすがにおののいたのか、助けを求めるキャス子。いつもは庭に出て行ったら行きっぱなしなのに、家に入れてくれとは珍しい。


自分で安全距離をとってニンゲン観察ができるようになったというのも、ひとつの成長だわね。庭に出たい、でもあの小さいニンゲンたちがなんか振り回してるのがイヤーとばかりに、しばし葛藤するキャス子。背中に、ちょっと哀愁が漂う。


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 「マラソンなんてぬるいわ。トレイルランでしょやっぱ」

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6 件のコメント:

  1. キャッちゃんすごいね〜尊敬のまなざしです。
    おとなだ。人間ができてる。
    マシューはね、遠くに小さいニンゲンが見えただけで一目散に逃げます。
    楽しそうな声が聞こえただけでパニクります。
    なんでやねん。
    キャッちゃん、一番はじめはどうでしたか?

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    1. brighten-sさん、コメントありがとうございます☆

      わははー。6歳のおばちゃん、がんばってるでしょう。状況や子どものタイプによってはまだまだ挙動不審になることもあるんですが、私が場をコントロールできる時はかなーり大丈夫になってきましたのー(嬉) でも大きい音はあいかわらずダメなので、慣れてきたチビッ子ちゃんたちでも何かモノを倒したりするとビューッと逃げます。まあ、それはしゃあないかなーって(^^;)

      最初の頃はだめでしたねえ。走る子どもの足音や動き、キャーキャー言う声にかたまったり、パニクったり、状況によっては吠えてしまったり。マシュ先輩と似ています。

      でもエピソードなど拝見していると、マシュ先輩の方がパニクリ度は大きいのかもしれません。キャスカはビビリウン&シッコはないのですよ。こういう社会化やトレーニングの話って書くのがむつかしいけれど、こんどチャレンジしてみようかしら。

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  2. 良い記事ですね。
    トラウマだったり性格的に臆病だったり。
    子供の歓声やバタバタ感が嫌だったり。ウチの犬達も何かしら該当します。

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    1. BJAmomさま、コメントありがとうございます☆

      もともとの気質、社会化の度合い、経験...いろんな要素がそれぞれの犬をそれぞれにしているんだなぁと思います。でも怖いものがたくさんあるのは、やっぱり豊かな生活と思えないので、ゆっくりじっくりサポートして少しずつ変わっていったらいいなーと思いながら、暮らしています。

      ヴァレンシア姐さんとよく似ているなあと勝手に思っていて、ずいぶん前にmomさまが書かれた「噛む犬 吠える犬」の記事は、とても心に残っています。衣笠山からいっつもパワーをもらっています。ありがとうございます。

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  3. キャスカちゃま小さい人間どんな風に見えとんやろかね~、物を振り回すのは大きい人間でもヤダもんね!
    でも少しづつでも近ずけて一緒に遊べるようになったらうんと楽しい事増えるけんキャスカちゃま頑張ってね~(^-^)/

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    1. ルフィさん、コメントありがとうございます☆

      ほんとに、キャスカが見ている世界をのぞいてみたいなーと思います。ニンゲンの定義がとっても狭そうだから、もしかしたらなにか違う生き物だと思っているのでしょうかねー。肩を組んで歩いているカップルにビビって吠えてしまったこともあるのですよ。4本足の怪獣に見えた!?

      はーい、キャスカに伝えておきまーす。コウガ君と楽しそうに遊んでいるルフィくん達を見て、子どもと犬が一緒にコロコロと遊んで育っていくのって、ほんと素敵だなーといつも思います(^^)

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