誰も来ていないかな、中止かなと思ったら全員来ていた。「イギリスの雨は濡れない」という言葉があるけれど、普通に濡れます。これがほんとの、イギリス式ドッグ・トレーニングか。
私はもともと傘があまり好きじゃないので、日本にいたときもほとんどささず。ただ、ささないでいるとよく一緒にいる人に「はいる？」と言われて、でも一緒にはいると二人とも濡れてしまうわけで、その親切が申し訳ないこともよくあった。イギリス人は普通にびしょ濡れで歩いているので大丈夫。
あんまりザザ降りだったので、とくにトレーニングはやらずに裏の野原でみんなでお散歩とあいなった。
黙っちゃってどうしたのとジョンに聞かれたので、「先週ケガしていたので走っておらず、きのうから普通に散歩復活したのでカクカクシカジカ。ちょっとクレイジー気味ゆえ、犬をウォッチするので手いっぱいなの」と言ったら、彼女はいつもクレイジーじゃないかワハハと笑われてしまった。
「クレイジーな犬だね、でも本当にラブリーだよ」と毎回の〆言葉。そうなの、ラブリーなの。
ジョンの娘さんの犬、例のこのお方もホームステイしていました。
キャスカはあいかわず不思議にモンキーのことが好きで、あとをついて回ったり、なんとなく近くで昼寝をしたり。最初の頃はすごい勢いで匂いを嗅いでいて、ヤンキーアタックしたらどうしようとハラハラしたけど違うらしい。
小さくてもどっしり落ち着いていてマイペースな男だから、頼りになる感じなのだろうか?? モンキーはいつもちょっと迷惑そうだけど．．．
チャームポイントのシッポ。
帰る頃には青空。結局全部のせなお天気に。あ、なんだかロンドンぽいなあと、事故渋滞中にパシャリ。
「巻きシッポ、かっこいいわー」
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