1.26.2015

オーディンの17年、キャスカの2年

今日はオーディンの命日。17歳2か月で大往生。もう2年になるのだなあ。

2012/2 - 大往生の1年くらい前

もう星になった犬のことをいつまでも書くのはどうかという気もするのだけど、「お空で元気にやってるかなー」と何かにつけ思ったり、いまだに油断すると泣いてしまったりするし、生きているときはブログを書いていなかったから、なんだか残しておきたい気持ちもあって。



見送り方は人それぞれだけれど、私の場合はこのちょっとずつ書き残すということなのかもしれません。

めっきり痩せてしまったし、冷えたらイケナイと、

...のわりに、先先代のジェルくんはほとんど出てこない。ジェルくん、ごめんよー!

なにしろジェルを飼い始めたのは小学生の頃だったし、星になってもう20年。思う気持ちもキラキラと結晶化している感じです。メインのお世話係も母だったしな...(← ごめんよー! again) デジタルの写真ももちろんないのよ... でも、犬と暮らすことがどんなに素敵で切ないことか、最初に教えてくれたのは君であった。

コートを着せたんだけど、老犬になっても暑がりで、

いま思えばジェルくんは牧羊犬らしさにあふれたスーパー賢い犬で、ズッコケエピソードがまったくなくて、いかに賢かったかという思い出ばかりが凝縮されている。賢さ順でいけば、ジェル - オーディン - キャスカ で、明るさでいけば、 オーディン - キャスカ - ジェル。ズッコケ度でいけば、キャスカ - オーディン - ジェルだ。

あちぃかも...って顔してました

あと食欲でいったら、オーディン - キャスカ - ジェル(← 食がとても細い犬で、あの手この手で食べさせていたものです。時には人間がダンスや寸劇で気を惹く必要あり。坊ちゃまと婆やか)。

性格も得意不得意も、愛らしさもそれぞれ違って、だからこそすべての愛し愛される飼い主と犬とのあいだに、それぞれのかけがえのないストーリーがあるのだな、ということも教えてくれた。





老犬と散歩で出会い、ご挨拶。足腰はとてもしっかりしていたけれど、「もう目があまり見えていないんだよー」と、飼い主さんがリードと体でおだやかに補助しながらゆっくり歩いていた。

このこも、いまごろお空で走ってるかな? オーディンはマブダチのマックス(同じ年くらいのゴールデンで、どうかと思うくらいのプロレス友だった)と、存分にくんずほぐれつしているといいなあ。犬類みな兄弟というくらいに頭に花の咲いた犬好きな犬だったから、犬だらけの天国はオーディンにとって文字通りの天国かもしれません。








オーディンが星になった後、キャスカとお見合いして初めて会った日の写真がコレ。


第一印象は「ちっさ!!!」 だいぶよくなったとはいえまだまだ毛が薄くて、治りきらない皮膚炎であちこちが赤くて。ずっとカイカイしていました。皮膚疾患のある犬と暮らしたことがなかったので、いろいろと預かりさんにレクチャーしてもらったり。いまよりさらに幼い顔をしていますなあ。とはいえこの時点で3歳半くらいなのだけれど。


ハイパーです、と聞いてはいたけど、初めてごはんをあげるときにあんまりハイパー?で笑った。


吠えながらヘッドバングし続ける犬。



いやー、キャス子成長したなあ。


お笑いでいったら、やっぱり歴代ナンバーワンかな。



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6 件のコメント:

  1. こんにちは~(^^)

    セッターはハイパーですね(笑)
    私は実家ではビーグルとボストンテリアを飼っていましたが、
    テンションの高さと静かな時のギャップ、
    甘えん坊さ、などなど。
    数えたらきりがないくらい、笑える犬です、もなか(^^)

    ハイパーなセッターとの暮らし、お互い楽しみましょう!
    帰国することがあれば、ぜひキャスカちゃんに会ってみたいです~(^^)

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    1. もなかママさん、コメントありがとうございます☆

      ですねえ、初めてのセターだしまだ2年目だしでまだまだセター飼いの入り口みたいな感じですが、おもしろい犬だわコリャーとよく思います。これからもっと味が出てくるに違いないです。とりあえず、家で笑いがたえません。

      もなかちゃんも日々ママさんを笑顔にしているのでしょうね。2017年あたりに帰るので、その時はビーチでお会いできると良いです~(^^)

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  2. 度々おじゃまします~m(._.)m

    実家のボストンテリアは約3年前に、ビーグルは約1年前に虹の橋を渡りました。
    最初の頃よりは減ってきましたが、やっぱり時々思い出して涙が出ることもあります。
    でも、楽しい思い出がたくさん、です。

    もなかは、レオとバボに似てることも多くて、
    生まれ変わり?2匹をかけて割らない感じ(笑)
    (足して2で割る、じゃなくてかなり強力)
    と色々言ってます。

    今もいっぱい思い出してもらえるオーディンくん、
    とっても幸せだったんでしょうね~(^^)
    また時々オーディンくんのお話、聞かせて下さいね!

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    1. ダブルコメありがとうございます(^^)

      テリアもビーグルも未経験犬ですが、オーディンが若くて重量級ハイパーだったころに、ヤツに犬のルールを教えてくれた先輩がビーグルでした。あの独特な吠え声を聞くたびに、ほのぼの?します。

      きっとレオ/バボくんの愉快なエピソードもたくさんあるのでしょうねー。

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  3. いいじゃないですか。
    見送り方も回復の仕方も人それぞれ。
    そのコを想いながら綴る場があるのは素敵なことと思います。そして、その想いを共有させてもらいながら私達も別のあのコを想い出し「皆、同じなんだなぁ」と感じることでまた少し回復しておるのでありますよ。

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    1. MAHAっちょさん、コメントありがとうございます☆

      へへへ、好きなこと書いちゃえーとだんだん開きなおって?きました。犬飼いさんと話してるとき、代々の犬の話を聞くのがとても好きなのです。ファミリーヒストリーみたいな感じといいましょうか。プリンちゃんもあのコもそのコもみんなキラキラしとったのねーと嬉しくなります。

      ところで小話。いま習っているおじいちゃんトレーナーに歴代の犬たちの写真を先日見せてもらったのです。ある犬が野原を美しく駆ける写真を見て「おおコリャえらい懐かしい写真じゃー 娘の〇番目の犬じゃー」と言うので、てっきり「このコもお空にいるのねん☆」と思ったのです。そしたら生身のそのコに今日出会ったという(← 元気はつらつ!)。犬が多すぎて紛らわしいわい!と思いつつ、このコでしたかーとちょっと嬉しくなりました。

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