キャスカ困る

「なにかお困りのことがあれば知らせてくださいね」と言われて困るのが、困っていることを探すことだ。もちろん親切心で言ってくれているのはわかっているし、困っていることはちょこちょことあるのだが、言ってくれているその人になにがしかの知見があると期待され、かつ解決されそうな困っていることはなかなか思いつかない。

この小川を渡って、左に行くといつもの森

「雨が多くて散歩が困ります」とか「キャスカの足裏が皮膚炎気味で．．．」とか、「イギリスの配送事情は改善されないのか」とか「体重をあと3kg落としたい」とか、知らされてもきっと相手が困ってしまうだろう。「それは困りますよねえ」としか言いようがない。

よし、こんどからバレリーナちゃんと呼ぼう

キャッちゃんはねー♪ キャスカってゆーんだ　ほんとはねー♪ だけど ちっちゃいかーらー 自分のこーとー キャッちゃんて　ゆーんだよー♪

「ソンナコト　ユッテナイ」

と姉が歌っていたのがハマって、うちの家族はたまにこれを歌う。15kgとチビセターなので、妙にしっくりくるのだ。よくキャッちゃんと呼んでるし。

オーディンの誕生日、11月25日

オーディンは1995年11月25日生まれ。今日は誕生日で、明日は月命日だ。生きていたら19歳になったわけだが、さすがにラブの19歳は聞いたことがないね。懐かしい子犬時代の写真を眺めてニッコリ。いろいろ思い出してみる。

鹿角ガリゴリ、クロスステッチと櫻の園的思い出

ロンドンはどんどん冬に向かい、日の出7時半、日の入り16時。お日さんが空に出ている時間は8時間半とただでさえ貴重なのに、週末は間断なく氷雨が降り続いてドヨーン。住宅地のチョロっと散歩でごまかしていたら、かなりぶうたれてきたので先日買ったコレを試す。

鹿角だよ

庭は奥に向かって傾斜しているので、まとまった雨が降ると通路に水がたまってしまう。 庭の土もやはり粘土質に近いので水はけが悪く、見た目は青々とした芝生も上を歩くと水がしみ出してくるのだった。

写日記

キャスカの朝の儀式。ハムとチーズ待ち。犬らしくなったなあ。

セターコレクション1番、バロネット号

先日借りてきた本たちのなかになぜアンティークハウツー本があったかというと、遠足で立ち寄った街で初のイギリスヴィンテージものを買ったから。イギリスと言えばアンティークマーケットが有名で、世界中にファンがいると思う。確かに見てみるとズキューンとくるものもけっこうあって、せっかくだから少しずつ買ってみようかなあ、と。

ある日のピーチ味

しかし私はというと、アンティークとヴィンテージの違いも？？？なので（*1）、まずはちょっとニワカ知識を入れてみようかと思ったのだった。

で、私の初のヴィンテージはこのお方。ようこそいらっしゃいましたー。

今日も元気に挑みます。

目新しいものにはとりあえず挑まずにはおられないキャスカ（腰が引けつつ）。応用力がないので（*1）、チリトリや空き瓶やカーテン、箱、鉢植えなどなど、知っているものであってもいつもと様子が違うと（彼女が判断したら）、「ウウウキャンキャン！」の吠え声とともに、とりあえず挑む。

この前足はポイントじゃなくて緊張

庭の片隅で挑む声が聞こえたので見に行ったら、今日は立ち枯れのバラに挑んでいた次第。

雉キジきじ

朝ご飯を食べようとした夫が一言。「なんなの、コレ？」

大きさ比較でコップを置いてみたよ

「雉ダミーです」（朝ご飯ではナイ）

実猟でうまく回収ができるようになるための訓練アイテムで、宿題用にとジョンが貸してくれた。きれいになめされた雄雉の皮がゴムバンドでダミーに巻いてある。

気分は若駒テッサと、ピンチヒッターのヘザーちゃん

お昼時に外からなじみのある音が聞こえて、窓からのぞいたらヤッパリ！
 

蹄の音だった。このあいだも車道で馬糞的なものを見かけて、まさかね～と思ってたんだけどあっていたらしい。こんな住宅地も馬通行アリとはちょっと驚いた。通っている乗馬クラブが徒歩5分のところにあるので、たぶんそこの子たちだと思う。どこに行くのかしらん？

クロスステッチでEセター

本ばっかり読んで、更新さぼっちゃった。お天気もどんどんイギリスの冬らしくなり、霜が降りたり曇天に雨にときどき晴れ。コーヒーをおともに本を読んでいるとあっというまに日が暮れてしまい、おそろしい．．．

ヅラも乱れるってもんよ

駐在奥さんたちのなかには、馴染みのないこの長く暗い冬に滅入ってしまう人もいるようで「冬の間はおうちにこもるしかないからやることないのよ～ おこもりでできる趣味を作っておいたほうがいいのよ～」というアドバイスをよくいただく。

重かったけど嬉しい収穫

昨日のお出かけは楽しいモノではなく、インフルエンザの予防接種へ。ぐうたら主婦だし主な外出は犬の散歩だし、体は丈夫でめったに風邪をひかないとあれば必要ないのでは．．．とも思ったが、国が違えば流行する型も菌も違うのではという説も一理あり。

しぶしぶ打ってきたのに加えて、おかげで今日は腕は痛むし、注射をした方の鎖骨付近がなぜかやたらとかゆい。でも、ブツクサ言いつつ嬉しい収穫が。

小さい森コース

夜のあいだにまた雨が降ったみたいだけれど、散歩に行く頃にはピリッとした冷気もひとやすみで気持ちの良い青空が広がった。

今日はいつものルート（写真左の道をまっすぐ進んだ方）をはずれて右奥の小さな森のほうへ。夏までは左の道以外は草が膝まで生い茂っていたのだが、ある日草刈りが入って、右の道がいきなり現れたのだった。

「犬好き飼い主の26の犬あるある」一問一答をやってみた

あまのじゃくなのでこういうのはあまり普段チェックしないのだが、夫が大好きなヲタクニュースサイトに載っていたこちらはちょっとヒネリがきいててカワイかったので、一問一答をやってみた。結果は〇が15個、△が5個、×が6個。少ない方かな？？

「犬最高！犬好き飼い主の26の犬あるある」

犬が大好きで犬を飼っている人なら、そうよそれよそうなのよ！とおもわずうなずいてしまう犬あるある。犬を飼ったことのない人には理解できない項目もあるが、彼らはみんなソーナンス。

1. 家の床は犬関連で埋め尽くされている。
"音が出るおもちゃやおやつの骨、そして何かよくわからないけれどとにかく何かの残骸物であろうもので埋め尽くされている。"

△　そうでもない。キャスカはそんなにおもちゃで遊ばないから（セターあるある？）。オーディンの時は家族みんなで年がら年中何かを拾い歩いていた。

2. ベッドは犬のもの

△　ちっちゃいから大丈夫。

旅先にて、ちょっとお疲れ気味

Rest In Peace

日の出が7時過ぎになり日没は4時過ぎ。どんどん昼間が短くなって、夕方散歩は5時だともう真っ暗。今朝は庭全体に霜が降りて、芝生を踏んだらサクサクした感触で、キャスカもなんだか不可解な面持ちで歩いていた。

2階建てバスの明かりが好き

犬ときどき馬 (*1)

朝になったら雨の予報はコロリと変わり、冷え込んだものの（朝は4度だった）気持ちの良い青空が広がったある日。ぶぅちゃんと一緒に、タラリララン♪とドッグクラブへ。

少し遅れて到着したニューフェースの飼い主さんの名前がなかなか思い出せず。犬の名前はたいてい一発で覚えられるのに、人間の名前はどうして右から左へ抜けてしまうのか、というのはみんなの共通の悩みみたい（年のせいかな、とは誰も言わなかったが）。たしか、セーラだったような気がすると言ってジョンが「セーラ！」と呼びかけたが、返事をしなかったので不正解ということになった。お茶目だわ．．．(*2)

写真は先月のもの。犬の名前はメイジーちゃん

かわうそキャスカと女王の白鳥

金曜の夜、「どっか行きたい。観光したい」とやおら夫が言い始める。周辺の散歩コースでじゅうぶん楽しいため、ついつい犬と一緒に家の半径10kmに引きこもってしまい、正直めんどくさっと思ったのだけれど行ってしまえばいつも楽しいのは事実。

そんなわけで、久しぶりに遠出してきた。そしてキャスカはかわうそになったのだった。