小道を抜けるとフィールドだった

Oh My Dooooooooooog!! この感動をなんとしよう。W杯イングランド大会2日目、日本が南アに勝った。どこまで食い下がれるかな、1トライでもできたらいいよね、なんて言っててごめんなさい。本当に奇跡のようないい試合でした。わたしゃ泣いた。

ところで南アチームの愛称、スプリングボックス。ピーンと体をのばした姿がシンボルマークになっている別名トビカモシカさんは、3メートル以上もジャンプできるらしい。うつくしい生き物。ジャンプの理由には諸説あって、いまだ正解はわからないというところも、かっこいい。

pic from National Geographic

ラグビー観戦中にギャーピー騒いでいたら、キャスカが緊張してキッチンに行ってしまった。今はTVでやってた『12 Monkeys』を横目で見ながら書いていると、銃撃戦のシーンで背後から唸り声が．．．ソファで寝ながら怒らなくてもねえ。サウンド・センシティブは、あいかわらずです。悪いんだけどW杯中はがまんしておくれな。


さて、先週の晴れ日。スプリングボックの毛色とちょっと似てない？のこちらのお嬢さんと、またお散歩をご一緒しました。 数日ぶりの青空をエンジョイしに、モモ母さん・ナナ母さんとトリオ散歩。

「トトロいるかな？ いやいや神隠しよ」な雰囲気の、家と家の間の見落としそうな小道を抜けてテクテクゆくと、いきなりテニスコートとフィールドのある場所へ抜ける。こういう小道、大好き。運良く見つけると、ボーナス出たような気持ちになります。モモはもう道を覚えたようで、「はやく、こっちよ」とでも言うように時々振り返ってスタスタ。キャスカはまだ危ないから、オンリードでジタバタ。

林に囲まれたモモ・フィールド。林の反対側には人・犬通りのけっこう多い遊歩道があるのだけれど、なぜかここは毎回貸切のように誰もいない。モモは自信があって落ち着いた犬柄で、ふつうに遊歩道フリー散歩もオッケー。でも「ここならキャスカも大丈夫だね」と一緒に歩くときはいつもフィールド・コースにしてくれるのだった。泥んこ率も高いのに．．．ありがたや。

数日ぶりの晴天にウキウキする人間たちにシンクロしてか、犬たちもはしゃぎ気味だった。

茂みを抜けて隣のフィールドへ。それにしても、何かに使っているグラウンドというわけでもないのに、この整備のされっぷりはなんなんだろう。直前に草刈りが入ったような感じでいい匂い。

とはいえ連日の雨で地面は重馬場状態。泥だまりがあるたびに突っ込んでいたキャスカは、帰る頃にはいつもの森以上に泥んこ犬になってしまった。

ポインターは泥ハネのお手入れもとっても楽そうね。スマフォを向けたら、ずずいっと寄ってくるモモ。ツボを心得ているのか見透かされているのか、これぞというタイミングでぐいぐいと頭を寄せて甘えてくるので、毎回私はメロメロです。


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