9.26.2015

タイミングよすぎな雉

裏の森と言っている散歩コースはカウンシル(自治体)が管理しているネイチャー・リザーブ(自然保護区みたいな感じ)で、いくつか入り口がある。一番近いのは家から歩いて数分ほどの入り口。冬のあいだ、フィールドに出てしまえばマシなのだけれど、そこまでの細いパスは泥沼状態になる。

近頃の雨ではやくもちらほらとぬかるんできたパスにちょっとドヨンとして、昨日は同じくドヨンだったウィンちゃん母さんと連れだって冬のお気に入りコースに行ってみた。車で5分ほど行き、森の反対側の入り口から坂路コースへはいるルートは、やや高台になっているせいか、水はけがよいのだ。いやあ、どんどん歩けて快適だった。


そして快適だったお散歩にはさらにボーナスが。

青空広がり気分も弾み、ルート中ほどの草丈の高いフィールドで「ここは雉が出るんだよー。歩いてたらいきなり飛び立ったことがあって、びっくりしただよ」「へー、こんなとこに雉なんているの? どんなの?」から始まり、

「バサササっと飛び出てきて、低く飛んでねえ」「むかしのお貴族さんは、セターにポイントさせてバンッと撃って、それをレトリーバーに拾ってきてもらうのさ。分業さ」「キャスカとウィンちゃんでいけるね。わはは」(※ウィンちゃんはワーキング・ラインのゴールデン)「えっ、でも撃ってどーするの」「食べるのさ。ダウントン・アビーの世界よぉ」みたいな会話をしていたまさにその時。

やたらと激しくジグザグ走行しているわねと思っていたキャスカの先から、でっかいオス雉が飛び出してきた。


「ああっ、あれよアレ~!」

「おおっ、アレか~!」


と、あまりにばっちりのタイミングで二人で大笑い。いやあ、びっくりした。尾羽も長くて立派なオス雉で、青空に映えてとってもきれいでした。

これは、

ボールを探しているとこ

キャスカのあまりの勢いに、つられてフィールドに突っ込んでいき、付き合いよく草の波をザンブとこいでいたウィンちゃん。「なになになんなのー?」というような顔がとってもかわいかった。


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ブログを通じて知り合った、大好きな衣笠山のBJAmomさまのところに、現在大切なお客様がショートステイ中。里親様を募集中のイングリッシュ・セターのスノウです。スノウの滞在記はこちらから! ぜひご訪問ください。

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↓↓momさまの記事より転載です。
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福島セッター里親募集記事(CACI)
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 ちゃんと戻ってきて、えらかったねー。

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6 件のコメント:

  1. お~雉さん出しましたか。
    キャスカちゃんは追わなかった?
    目の前から雉(特にオス)が出ると羽音にビックリしちゃいますよね。
    でもとっても楽しい!

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    1. コロママさん、コメントありがとうございます☆

      出たのかな? 出したのかな? 草が深すぎてポイントしたのかどうかもわからなかったのですが、出ました~(^^) キャスカは追ってしまって焦りましたが、ラッキーなことに密集したトゲトゲ茂みの向こうに雉が飛んでいったため、戻ってきてくれました。ほっ。

      そうか、羽音はオスメスで違うんですね。まだオスのバサササーッしか聞いたことがありません。日常的に雉に当てられる環境にもないし、キャスカの呼びはまだまだじっくり育てていかないとと思っていたりで、雉当てにはいろいろ悩むところも。というのが正直な今の気持ちなんですが、はい、とってもとっても楽しい!と心底思っちゃいましたよ。これまた正直な気持ちでしたー。ジレンマー

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  2. 楽しかったけど悩む~、分かります!
    コルクも一時は、「できるだけ雉に当てるように、フィールドに行ったからには雉に当てる気概を持って」と先輩に言われて、私なりに頑張った時もあったけど。
    でも雉に多く当たって場数を踏んで良くなる子もいるけど、コルクの場合は猟欲が勝ちすぎて荒れました。
    何度か追ったまま行っちゃった~~~があり、方針を変えました。
    コルクと安全に歩けるように、もう一度自分なりの呼びから。
    それからは一応怖い思いはしないですんでいます(笑)

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    1. コロママさん、そうですよね。犬は本当に一頭一頭違う...鳥をポイントするのはもちろんキャスカも楽しいし私も楽しい、のだけれど、おっしゃっている「安全に歩ける」ことを私も一番に考えていて、楽しいに流されないようにしなければと自戒しています。

      社会化不足で怖いものもたくさんあるキャスカは、猟欲以外にも対人・対犬・対物にもまだまだ不安要素があって、フリーの時に人に吠えかかってしまい「こんな犬は放してはいけない」と厳しく叱られたこともあります。もちろんその通りだし、キャスカの安全だって危険。ふつうの家庭犬としての基礎訓練をコツコツ続けているのは、それもあるのでした。

      キャスカ自身は楽しいー!がどこまでも吹っ切れてしまうこなので、飼い主が踏みとどまらなくてはって思ったり。セターとどう暮らすかは本当に千差万別で、いろいろと考えさせられることも多いです。でも呼び戻しは信頼があればできるはずっていうのも、ちょっと違う気がしている私です。どうなのかな、また気持ちが変わるのかもしれませんが(^^)ゞ 自分なりの呼び、私もがんばるぞー。

      そして、今は幸運なことに毎日フィールドでお散歩ができますが、毎回当てる気概なんてもてません...というかそんなに雉がいないし~(@_@) コロママさんなりの呼び、コルク君ときっと阿吽の呼吸ですね。素敵だなー☆

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  3. そうそう、私も「信頼」とか「絆」を単純には考えられません。
    もちろんそれらは大切なことではあると思いますが。
    その犬の資質、性格、過去の経験などと絡み合ってのことで、すごくまっとうに頑張っている人でもなかなか難しいケースもあるし。
    呼び戻しが不安定=信頼・絆がない、とはならないと思います。
    でも諦めたらそこで終わりだものね。
    諦めずに頑張るしかないですよね。
    私とコルク、まだまだ阿吽の呼吸には程遠いけれど、前よりは肩の力を抜いて歩けるようになったかな~。

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    1. コロママさん、そうだー、絆という言葉もありましたね。どちらも本当に良い言葉だと思いますが、キャスカと四苦八苦しているうちに、私も深く思いをめぐらすようになりました。一時期は悩んだものですが。。

      ある時ふと、自分が子どもの頃に、止める親の声も聞こえず夢中になってロケット花火を追いかけて鉄条網に突っ込んでしまったことを、思い出しました(私の顔面は血だらけになって、母はパニックに陥ったとか。汗)。でもそれは親と絆がなかったからだ、とは言えないですものね。絆がないからこんなことにーと、母がみずからを嘆いたら、きっと私は困ってしまったことでしょう。

      犬という存在が特別すぎて、つい擬人化してしまいそうになりますが、信頼や絆という言葉を犬に押し付けすぎないようにしよーっと思ったのでした。へんな例え話なんですけれどね(^^)ゞ

      リラックス&ニュートラル、いちばん目指したいところであります。いつか、コロママさんファミリーと歩いてみたい~

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