10.23.2014

森散歩とキノコと花火

小道はさらにぐちゃぐちゃだけど、森散歩。最近立て続けにまとまった雨が降ったので、泥だまりだった小川もさらさらと流れ始めた。水大好き!というわけではないので、獲物の気配さえなければ別に~って感じで素通りのキャスカ。

ただし、足が濡れるのがイヤ!というわけでもないので、私がせっせとよけている泥だまりも無視してひたすら直進。キャッチコピーは「前へ」だ (©明治大学)。フィールドへ行くまでに飾り毛そよぐ足は4本とも見事な茶色ソックスに。



フィールドでは必ずON/OFFの練習。 イメージしているのは「Goはまだかっ !?」という張り詰めたOFFではなく、集中を穏やかに保てる空気感。沸騰し続けるんじゃなくて、キャスカ自身が自分のテンションをコントロールできるようになること。

セターに多くを望み過ぎかしらんとも時々思うんだけれど、リードが付いてても1秒もじっとしてられなかったのが、「まだかっ」のStayができるようになってきたんだから、習慣付けしてたらそのうちイメージにたどりつくんじゃなかろうか。

待てるようになったよー

一緒に野山歩きがしたい。思う存分走らせてあげたい。くじけそうになると、この初心を思い出してモチベーション回復につとめる飼い主であった。でもほんと、先週みたいなアクシデントは勘弁だわ。

キャスカ、行きまーす

視界から消える前にせっせと呼びをかけて、かくれんぼして、あの手この手で今日も弾丸娘と森散歩。


あー! めんどくさっ! ゆらゆらルンルンのラブと散歩したい! 静かに! そしてうつりゆく四季とか空とか愛でながら!! と思わないことがないと言えばウソになるけど(ああ言っちゃった)、ノンストップで駆け続けるこの姿が見られるならばエンヤコラ。犬が走る姿って、なんでこんなに美しいんでしょ。


隠れて呼ぶと、猪突猛進でアサッテの方向に駆け抜けていってたけど(あたりを見回すとか耳をすますとか、しない。そしてこちらはものすごく焦る)、声の方向を見つけるのがちょっとずつうまくなってきた。ヨシヨシ。


ちょっと新しい道も見つけた。そして水飲み休憩中に、秋のキノコいろいろ。

割れせんべい?

クロカンブッシュ?

ティラミス?

食欲の秋。


これを書いている最中に外で花火がバンバン鳴っていて、キャスカがワンワン吠えるわ走り回るわでパニックになっていたので、久しぶりにクレートに強制INさせて無視しつつ横に寄り添ってたらなんとかおさまった。どうやらガイ・フォークス ナイトの予行演習みたい。ペットたちには受難の日。本番の日が思いらやれる。


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6 件のコメント:

  1. (ああ言っちゃった)のお気持ち分かります。特別な存在っていますもんねぇ。比べるとか下に見るのとは全くちがうけれど「あの感覚をもう一度」と思ってしまいます。マハロとの生活は楽しいし迎えて良かったと心底この縁に感謝していますが、悲しいかな未熟ゆえ外ではどこか緊張しており、ぷりんと共感し合ったあの解放感を感じることが少ないのです。
    とここまで書いたけど…人それぞれ言葉の使い方や思い入れが違うので私が「分かる」というのは違うかな?「そーじゃなくって!!」だったらごめんやしてー。

    キャスカさんが取り組んでいる訓練は犬も飼い主も「生活し易く・生き易くする訓練」望んでいいではありませんか。そこからさらに欲が出てもいいではありませんか。今までの訓練がなかったならば英国でのフィールドを満喫することなど出来ませんもん。
    はい。セターの走る姿って美しいですねぇ。風って見えないけれどセターが走ると風が見える気がします。

    そうそう出世きのこ情報ありがとうございました。森のきのこたちも可愛いですねぇ。因みに私は「ふくろたけ」が好みです。出会うとツンツンして胞子が噴き出る様を見て喜んどります。

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    1. MAHAっちょさま、コメントありがとうございます☆

      いやいや、ドンピシャですよう。そう、解放感。探してた言葉はそれかもー。もちろんラブにも犬それぞれ個性があって異なるとは承知のうえなんだけど、きっとぷりんちゃんやオーディンがそよ風だとしたら、マハロちゃんやキャスカはつむじ風なのかもしれませんねえ、と「風」のくだりで思いました。そよ風の特別な思い出を大事にしながら、つむじ風も愛おしみつつ、MAHAっちょさんも私も代々の犬と暮らし続ける気がします。うふふ。

      はーい、訓練がんばります。キャスカ迎えてまだ間もないころ、とある犬飼いさんに「走らせたいというのは飼い主のエゴ」って言われたことがありまして(もちろんその方は考え方は異なっていても、愛情あふれる犬飼いでした)、いろいろ考えこんじゃったりしたことも。でもガンドッグを街で飼ってること自体エゴだし、命短し走れよ乙女って気持ちがゆるがなくなってきました(←いろいろめんどくさく考えるタチ。きっと犬はなんも考えてないのでしょうね~ ^^;)

      え、胞子って噴き出るんですか!(ちょっと怖)こんどツンツンしてみますわ。森には赤い笠のベニテングダケもいるらしいので、探し出せたら写真撮るぞー。

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  2. おじゃましま〜す。
    明るい森の中や、草原?を駆けるキャスカちゃん、楽しそうですね!
    やっぱり、こういう環境って羨ましいなぁ... ウチの辺りも自然は豊かですが、あまり"広がり"はなかったりするものですから。

    そうそう、一つ前の記事に関することですが、イギリスの夏の涼しさはちょっとでいいので日本にも分けて欲しいと切に願っています。
    初めて英国を訪問したのは7月、Chichesterの車のイベントを観に行ったのです。涼しそうだとジャケットは用意していたのですが、B&Bの奥さんから"そんなのじゃダメ!"とフリースを押し付けられました。"7月にフリース!?..."と信じられない思いだったのですが、曇って風が吹くと寒くて、本当に着込ませていただくことになりました(苦笑)。
    でも、西岸海洋性気候のおかげで?冬は雪もあまり降らないし、それほど寒くもないんじゃありませんでしたっけ?(日照は少なそうですケド...)
    3月上旬に渡英した際に桜が咲いていて、"ここって樺太よりも高緯度なんだよねぇ?"とビックリしたことを思い出します。

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    1. Toshさん、いらっしゃいませー☆

      もうね、毎回キャスカはウヒャヒャ状態です。私自身がもともと文学やら音楽やら犬やら馬やら...の要素でイギリス好きだったことも大きいですが、こういう森やフィールドが今でも生活のすぐトナリにあるという感覚がとても自分にあっていて、毎日「嬉しいなあ~!」と能天気に呟いています。

      はい、7月にフリース。必須でした。夏はほんとに涼しくて(寒くて!?)助かります。ロンドンのある南西部はまだ「夏」らしいですが、スコットランドまで北上したら盛夏でも25度にいかなかったりしますものねえ。日本から持参したサンダル達はいちども使わずに帰国することになるかもしれません(笑)。はい、緯度のわりに雪は少ないようですが冷え込みがとにかくキツイとのこと。何しろ日が出ないので最低-2度の最高2度...とか。間違いなく、太平洋岸のピーカン冬晴れが恋しくなるでしょうねー。

      こちらに来たのが4月末。6月になって気温が20度をこえたら、イギリス人たちはみんな浮かれて公園で半裸の日光浴。まだ寒いのに!とツッコミを入れていましたが、いちど冬を経験したら私もあの気持ちもわかるようになるかも!?

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  3. すっかりとご無沙汰しておりました。
    ロンドンに行ってしまったのですね~!!びっくり(*^^)v
    キャスカちゃんがのびのびしていて
    Eセターにとってとても良い環境にあることが羨ましい。
    また遊びにきますね。

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    1. BJAmomさん、コメントありがとうございます☆

      お久しぶりです!! 私の方こそご無沙汰しております。すごい偶然なのですが、きのう衣笠山ブログを訪れていて、過去記事を一気読み。コメントご挨拶をさしあげようとしていた矢先でした。嬉しいですー。そしてジェッシーがんばっていて、思わず嬉し涙が出ました。

      夫の赴任が決まり、テンヤワンヤでしたがなんとか無事にキャスカと春からロンドン生活を始めることがきました。ブログも再び更新し始めたので、Eセターの故郷イングランドの記録をちょっとずつ書いていけたらと思っています。またどうぞ、よろしくお願いいたしますね^^

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