シンプル but たいへん

言いたくない。

言いたくないけど、暑い！

まさかの2日連続光化学スモッグ警報で、もうなんにもやりたくなーい！な気分です。6時に散歩に出ても滝汗で、その後に掃除洗濯などしていると、いちにちのエネルギーを吸い取られてしまう感じ。オーディンがまだ生きていたら、ほんとうにつらかっただろうなあ、と天気予報を見るたびに思います。


そこまで滝汗になるのは、この引っ張り娘の散歩スタイルによるところも大きいのですが．．．

今日も元気いっぱい。暑いのもなんのその、リードはびんびん、9割がたコミュニケーションとれず、獲物探索チャネルはいつでも10割全開ね♪

なんて書いていると、きちんと教えられていないのは自分なので不甲斐なさに凹みますが、

そんな飼い主の心は犬にはおよび知らなぬところであるわけで、

それでもとにかく嬉しそうに楽しそうにしている犬の存在そのものに、自分も嬉しくなったりもするわけで、

二足歩行少なくなったなとか（慣れた道限定）、まっすぐ歩くようになっただけでもよかったなとか（ハードル低い）、

トレーニングがんばってまともに散歩できるようになったら（新しい場所でも）、どれだけ嬉しくなってしまうんだろうか、

いちにちじゅう散歩してるかもしれないぞ、なんていう想像（妄想）をして頬がゆるんでしまうわけで、、、


と、なんだか暑さのあまりか、〇の国から風になってしまいました。ああ北海道へ行きたい。





なかなかまとめて書けていないキャスカのトレーニングについてですが、今のところ室内で基本的なことから教わっています。室内でできないことは、外でもできない。その通りです。。

でも先週ひとつシンプルなアドバイスをいただいたので、もくもくとトライ中。いわく、キャスカの歩くサイドは私が決めて、ゆずらない（できれば常に左を歩かせたいが、この際関係なし）

そんなの簡単じゃないと思われるかもしれませんが、”徹底”するのはなかなか体力気力を必要とすることを実感しています。

お散歩コースの運河沿い遊歩道。たいていの犬は、植栽のある右側を歩きたがると思うのですが、

キャスカの意識はひたすら左のフェンス沿いへ（フェンスの向こう側が運河）。

5月以降、カルガモが出現するからです。少しでも獲物探索に有利な場所に行きたいというのは、本能として正しいものの、許せばフェンス貼り付き犬になって、引っ張りは減るもののテンションあがりっぱなしになってしまいます。

集中して歩き距離が稼げるゆえ、許したり許さなかったりとナアナアにしていました（ダメじゃん）。そこをNGとして徹底。これがものすごく疲れるのです。主にメンタルで．．．

最近とみによく思い出すのが、乗馬のレッスン。運動距離を短くするために馬場のうちへうちへとヨレていく馬や（賢い）、やたらと外側にふくらむ馬がいます（危ないし、ラチに足があたるととても痛い）。輪乗りをすれば「おーい、四角になってるぞー」なんて注意が飛びます（本人は円を描いているつもり）。

もちろん乗り手がヘタなのが原因で、先生が乗ればビシっと 動くのは犬と同じ（トホホ）。

で、レッスンの時によく言われたイメージをもって誘導することにしました。↑のところにラチがあって、そこから左は行かないよと。ラチの内側がお散歩エリアです。

このオーラを出し続ける無言の攻防が、たいそう疲れます。この疲れ具合も、がんばって集中できた乗馬のレッスンの時のよう。

まあ、かなりの回数で突破されて想像上のラチは穴だらけですが、こちらの意図はだんだん伝わってきたのか、ラチへの突進が減ってきたような。

突破されるたびに、大好きだった乗馬の先生の発破が脳内に響くわけですが（なにやってんだコラ、ぼんやりすんな～！）、Y先生はお元気にしてるかしらね。