犬と星見る: 足柄ドッグラン（その2）

白い神たちと一緒に遊んでいたのはなんとセターさん。ベンチタイプにお会いするのは、初めてです。

立派なオレンジベルトンのバリーさんと、バリーさんの愛するトライのチャコちゃん（女子力最強）。

冒頭のブログのEセターさんとは、同じケンネル出身のおともだちだそう。

セター飼い初心者としてたくさんお話が聞けたのがほんとうに楽しかった！フィールドとベンチの差はあれど同じ犬種、行動パターンや性質はやっぱり似てるんだなあ。

知らない人は警戒してしまうキャスカのことも、じょうずにたくさん可愛がってくださった。

わらわらわら。

27kgのケネスが小さく見えるね。

チャコちゃんから離れないバリーさん。と、熱い求愛をじょうず～にかわしているチャコちゃん。

キャスカや、ふらふらしてないでこれを見て女子力をよく学ぶのだ。

このあたりでは雉も出るとのこと。一度だけ、ケーンと鳴き声が聞こえたけどキャスカは反応せず。実猟犬がここにくると、フェンスから離れないのだそう。

並んで匂い嗅ぎ。こういうときはちょっとパックっぽい。

少しして現れたのがこの大きな美しいパピー、ヴェルタ君。7カ月のグレートデーンです。

ダイナミックな歩様と大きな一完歩。まるで馬のよう。ビューティフル．．．

遊び上手の貴婦人、シェリーちゃんも参加して跳ね回っていたのですが、ふいにビビってしまったキャスカがこの後ヴェルタ君にガウってしまいました．．．

歯があたったのか、頬に少し血が出ていたヴェルタ君。ごめんなさい．．．飼い主さんがおおらかな方で、気にしないで～と言って下さったのがありがたかったです。ヴェルタ君も鷹揚として、その後もさらっとしていてくれました。子犬ながらキャパが大きい。

ごめんねヴェルタ君。

私がもっと早くキャスカの気配に気づかんといけない。キャスカは、遊んでいても何かのはずみで急に怖くなってキャーッとなることがたまにあるよう。加減をとることと自制心をつけるのが課題だなあ。

みんなで休憩。

この日、キャスカ初めて野外で寝る。ここまでの所要時間、2時間。

しかも、ヴェルタ君の飼い主さんに頭を寄せていた。びっくり。

体は大きくてもマインドは子犬。このあと「もっと撫でて～」の仕草にメロメロっとなりました。しかも撫で心地が最高という。

休憩終わって、最強いいオンナにも遊んでもらい、

うれしくて尻尾があがったり、

クルリンとなったり。

私がトイレに行っている間、フェンスに貼りついて待ってたり、

それにバリーさんが付き合ってくれたり。

うーむ、それにしてもベンチ（大柄）＆フィールド（小柄）の見事なコンパリゾン。

バリーさんのパパはプロカメラマンとみまごう望遠のカメラを持ってらして、尋ねると公開しているtumblrのアカウントを教えてくださった。

生き生きとした美しいセターワールドへは、こちらからどうぞ： English Setter Photo Collection

一方ニンゲンたちも、蚊取り線香の恩恵に与ったり、冷たくひえたジュースをごちそうになったりと、ニコニコの時間を過ごす。

アットホームなランでは、集う人々もアットホームであります。

楽しい時間は過ぎるのも早い。曇りがちなお天気も幸いして、あっというまに4時間経過してました。そろそろ帰ろう～。

三々五々で皆さん帰り支度をするなか、なんとチャコちゃんのお父さんからこんなお土産までいただく。初めてお会いしたというのに、恐縮する私に「いいから持ってきな～」と。

ここはパラダイスですか！！？

ツヤツヤ茄子とトマト、コロコロじゃがいもに、美しい卵の正体はなんと烏骨鶏とアローカナ。みんな朝獲れです。

※アローカナ：教えてもらったのに名前を忘れ、あとで調べました。写真ではわかりにくいですが、きれいなきれいな青みがかった緑色をした卵なのです。

チリ原産のニワトリだそう。野性的な風貌です。