2.19.2015

心臓ばっくばく@キャスカの場合

先日アップされていた、4つの国のエレガンテな美セター様の心臓ばくばく動画。あるある!ってことで、キャスカのも撮ってみましたよ。

ハチャメチャな逸話には事欠かないセターですが、興奮のひどさ 強さに関してヨソ様のリアルはどんなものなのかしらー?と、となりの晩ごはん的に気になるのでありました。

そーれ、キャスカの場合はこんな感じ↓
飼い主の能力不足じゃね?と情けないんだけど、赤裸々~って感じでひとつ。




シチュエーション: 遠出して、目的地の森に到着。車から降ろす時、飛び出さない・落ち着く練習を続けているのでグッとこらえるんだけども、興奮と自制心のせめぎあいがばくばくとなって現れるキャス子。(※慣れているところでは、ばくばくしなくなりました)

ばくばくが収まって、耳が聞こえる状態になるまで待つ、ということをすっ飛ばすと、そのあとのコントロールがさらにむつかしくなるからこのステップが大事。めっさ時間がかかってあきらめたくなるけど、大事。収まる前によくフウーッと大きく息を吐くのだけれど、それが出るとイエーイと思います。

ああ、瞳孔が...

ちなみに、ビフォアアフターで言えばすごく成長したのです。前は車が停まった時点でクレートの中で跳ね回り、嬉々狂乱状態だったし、さらに前の話で言ったらそもそもクレートがだめでそこから練習を始めたし。2年でようやくここまでに。ゴールは、ゴーサインが出るまで興奮しつつも冷静でいられること。矛盾するようだけど、可能なはずなのさ。

これこれ、「ステディネス」ってやつね

(↑この絵のタイトル、"How It Should Be"というの)


日々一緒に過ごしてくると感覚がちょっと麻痺してくるんだけど、そして「ふつうの」って言葉はあんまり使いたくないものだけれど、やっぱりふつうの犬はふつうに生活していてここまでテンションあがらないものかと。セターおそるべし。



耳も聞こえない、瞳孔開いて何も目に入っていない、最初にこのばくばくを見た時は、心臓大丈夫かいな! 神経伝達物質どーなってんの!心身ストレスがぁー!とびっくりするやら心配するやら。こんなのが常態になったら、いつかバタッと倒れるんじゃないかとか。



それでもキャスカの生きがいは野山を走ること。今年で6歳になるし、できるだけ安全に、健康に長く楽しんでほしくって、社会化に自制心にキャパシティアップにと、日々のトレーニングのモチベーションは、キャスカの走る姿からもらっています。あとね、やっぱり怖いものが多すぎるから少しずつ減らしていけたらって。

ドブくさいのは、ちょっと勘弁


泥んこでもいい、たくましく育つんだよー。



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 「だいじょーぶだいじょーぶ!」 ← 瞳孔開いて言うな~

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8 件のコメント:

  1. tomomit伯爵家のキャスカ姫、武者震いが止まりませんな。
    バーニーもよく震えます。
    だからフリースを朝は着せてるんだけど、寒いわけじゃないのか?
    うちなんか散歩の前のジャンプがハンパないです。
    玄関が競馬のゲートのようで、開くとガン!と飛び出ます...だめかこれ。
    で、グッと引っ張られて我にかえるという感じ。
    だけど、最後のドロドロキャスカ嬢の写真みたいに、
    我にかえった後がすごくかわいい♪
    ちょっとしょんぼり、またやっちゃった、ごめんねって。
    この落差がたまらない。

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    1. brighten-sさん、コメントありがとうございます☆
      泥んこ姫(姫!?)、まさにおっしゃるとおり最後の写真は理性戻りかけの頃...(^^;) あ゛あ゛~と思いつつこのギャップが可愛いんですよねえ。寒い+武者震いだろうか、あったかくしてみたらちょっとはマシになるか、コート着せてみたことがあります。で、キャスカは変化ナシでした♪ (← もうヤケクソ)

      バニさんの競馬ゲートについ笑ってしまいましたが、目に浮かぶようです。ゲートイン審査はばっちり? でもグッで我に返るとは、早い!えらい! 動画観たい! でーす(笑)

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  2. ルフィ&フォル2015年2月20日 13:05

    おそるべしセターですよね、義経が全身ワナワナ震えだした時にはこんな状態で猟なんかさせられんって思いよったら同腹のチェリーも全く同じ状態になってて、後で分かった猟犬は興奮すると武者震いは普通なんじゃと!

    キャスカちゃんのバクバクも激しいですね~(^ω^;)野山駆け回ってドロドロのキャスカちゃんもカッコイイよ~♡

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    1. きったんさん もとい ルフィ&フォルさん、コメントありがとうございます☆
      仔犬の頃からフィールドに出ている実猟のこたちは、慣れているからこんな風にワナワナしないのかなぁ?と思っていたんですよ。先日のマハロちゃま記事のコメントを見て「そっかー、するんだー!」と妙に安心しましたぁ。

      そのあとトレーニングクラスへ行ったら、レトリーブ命!のこがまったく同じようにワナワナするのを見ましたの。普段はしないのに、その日は特別な雉ダミーだったので辛抱たまらなくなったみたい。心配は尽きないけれど、ドロドロもギラギラも本能全開のセターたちはみんなカッコよすぎて見とれちゃいます♡ 実猟兄弟にはいっつも♡

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  3. あらん♪お呼びになった?
    うひょひょのひょー。ばくっとる、これはまっことばくっとりますなぁ。安心したー←エッ!! キャスカさん一生懸命ステイしてエライ!! でも、バクバクとカーミングシグナルは抑えられませんよねぇ。

    それにしても、動画から聞こえる鳥達の囁きの美しいことといったら��澄み渡った空気を感じますね。こんなワクワクな環境で駆け回れるなんて本当にすばらすぃ~♪

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    1. MAHAっちょさん、コメントありがとうございます☆
      ナイ方がいいんですよねぇーと言った舌の根も乾かぬうちに、ばくっちゃいましたよう...安心なすったでしょ~♪ (← 違) まばたきに前足ちょこんにため息にと、シグナルも出まくりだす。あっ、こんど私もまばたきで返そうかしら!?

      キャスカは実猟経験ないと思ってて、ヘルスチェックでも今のところスポーツ心臓は見られないのですが、それでも「しぇーっ」と思います。マハロちゃま、動画見せたら獣医さんからどんなアドバイスが出るのかなー。はい、ピヨピヨピヨピヨ言ってました。トイレのアレ並ににぎやかでしたぞー(← ロマン台無し)

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  4. あ~コルクも同じです。
    最初の頃、コルクの目を見たハンターさん達はみんな口をそろえて「この子は大変だよ~」って言っていました。
    興奮度がものすごく高くて、目が三角になっちゃうと要注意です。
    以前は何も耳に入らなかったけれど、何とか私の声や笛が耳に入るようになったから、マシにはなってきましたけど。

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    1. コロママさん、こちらにもありがとうございますー☆
      目でわかっちゃうんですね。セタープロのハンターさんのコメント聞いてみたいなあと思いつつ、まだそのチャンスがアリマセン。なーんて、「この子は楽だよ~」と言われたら、こっこれまでの苦労はいったい(ズッコケ)!になってしまったりして(笑)

      今みてもらっているイギリス人トレーナーは若いころハンティングもやっていたのですが、保護Eセターは初めてのようでハチャメチャぶりも楽しんでくれるので嬉しいのでありました。

      それにしても三角、思い当たるフシがあります。顔の筋肉全体も、まずい感じになる...? あの「聞こえない」状態を"Selective deafness" と言うそうで、キャスカのおかげで犬トレ英語のボキャブラリーも増えています。なはは。

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