2.11.2015

犬のいる生活

名付けてチューズデイ・クラブのトレーニングのあとに、トレーナーさん宅でランチとあたたかいお茶をいただき、至福の時。部活のあとみたいに、犬たちはみんなまーったり。12畳くらいかな?のリビングルームに人間も犬もワラワラワラ。

さて、犬は何頭いるでしょう?(答えは記事のさいごに!)


びびりんぼうのキャスカだけど、クラブ・メンバーにすっかり慣れて。ふつうの犬がふつうになつっこくしているみたいでしょ。



うちに来て1年目は他人がだめで、びくびくしていて、でも見た目がかわいいから(← 親バカ)散歩でも近づいてきて撫でようとする人が多くて。悪い経験をさせたくなかったので「シャイなんです。無視してください。あっ、匂いを嗅ごうとしたらじっとして。無言で! 動かないで!」と、そんな感じのことを見知らぬ人にいきなり言ってた私。シーザーか。

たまにキャーキャー言うレディやおいちゃんもいるけれど、イギリスの人々はおおむね犬を無視してくれるのが本当に上手で、おかげでキャスカの対人社会化もぐーっと成長した気がします。

やきもちを焼いて、Millieがあとから乗ってきた



こんな風にリラックスしている姿を見ると、いつも嬉しくてしょうがなくなってしまうのです。こよなく犬を愛し、やさしい仲間たちに感謝。

愛情深くトレーニングされた落ち着いた犬たちとたくさん接すること。犬は犬から学ぶというのも本当に大きいなあと思う。



「みんなゴロゴロしてるし、あたしも寝るわ...」(そうそう、別に怖いことはなにも起こらんのよー)


手前に、白黒チーム。奥にクリームチーム。犬種も生まれも育ちも年齢も、バラバラな犬たちの平和な姿。




ジョンの愛犬、ボーダーコリーのハービーは最長老。きっと若いころはそうとうブイブイいわせてたんだろうなあと思われる、強くてやさしいトップドッグで、16歳とは思えぬほどに元気。さすがに走らないけれど、ダミーが大好きで毎日フィールドを散歩してレトリーブもするのだ。シニア犬のまなざしって、さいこう。

もう一頭のジョンの愛犬は、いつもツヤッツヤ!いつもごきげん!のイケメン黒ラブ、メンジース。白ヒゲだったのね。

ケーキを狙うキャスカ、のヤラセ写真w

クラブ・メンバーの犬のほかにも、ジョンの娘さんたちの犬やら預かっている犬やらが始終出入りしていて、当たり前のようにどこにでも犬がいる素敵なおうち。

私の目下のアイドルは、このこです。



いったい君は何犬か。レスキュー(=保護犬)なので出自は不明。この犬に、モンキーという名前をつけた飼い主さんはジョンの娘さん。センス(!?)に、脱帽。



ハリウッド・デビューも夢じゃないと思うの。モンキー、レトリーブもできるし(← テテテテッと戻る姿が超かわいい)。


ジョンのもうひとりの娘さんの愛犬はジャックラッセルでこのこもレスキュー。名前は、、、、ジャックw





■最初の写真、答えは「8頭」でしたー。




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 「かわいいってのも、いろいろ大変なのヨ!」

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6 件のコメント:

  1. こんばんは。
    わわわ、犬がいっぱい!催眠術に掛けられたかのように、全員横たわっている姿がなんとも愛らしい。
    そうだったんですか、対人に問題があったんですね。でもこの写真からは全く感じられないくらい良い表情されてますーキャスカちゃん。理解してくれる人が多ければ多いほど、問題解決も早く進むのだと思います。それを仕向けるのは飼い主の仕事ですね、、。No touch, no talk, no eye contact! って言っているtomomitさん、想像してしまいましたよ、かっこいいー(笑)はぁー私もがんばろうっと。
    ふふ、モンキー君、なかなか忘れられない顔だこと!ラブラドールのLoveちゃんというのに会ったことがありますが、日本人にはラブって聞こえるんですよね、、。

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    1. akaさん、こんばんはー☆
      いいですよね、寝る犬たち。全員マグロ状態で、ひょいひょいとよけて歩かなければいけません(笑)

      キャスカはほんと、対人対犬対物にReactiveな典型的な社会化不足ですね。おかげで飼い主は例の「犬飼初心者」状態でベンキョーさせてもらってます(^^;) うちの夫に慣れるのにも2か月くらいかかったのですよ。スナップしてたし(^^;;) もともと人は好きだし従順ですし、たとえば犬の扱いを知っている柔らかいオーラの女性にはなつくのも早いのですが「怖い」って思っちゃうとまだまだダメですねー。臆病からくる吠えや逃避が出ちゃいます。ほんとにだいぶ成長しましたが、人全般に安心感を持ってもらいたいなぁと。怖い経験をさせないよう、これからも気長に見守りまーす。マイ嬢は人はOKなのかしらん?

      ジャックラッセルのジャック、ラブラドールのラブ(そうか、ほんとならLabちゃん)、、、ポインターならポイ君か!? といろいろバリエーションを考えて笑ってしまいました。そうだ、ドイツ語シーザー見ましたよ! あんなに雰囲気が変わるもんなんですね~!!

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  2. こんにちわ!
    バタバタとしていてすっかりご無沙汰していましたが、やはりこちらに来ると、毎日の楽しそうな様子に癒される気がします。
    イギリスでも保護犬を迎えるのは一般的なのでしょうね。日本ももっと積極的に保護犬を迎えられるような世の中になればいいなと。
    我が家もまた新たに保護犬を迎え、おばあちゃん犬なのにアクティブで観察するのが面白いです。いつも気遣い下さってこちらにも訪問下さることに感謝!

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    返信
    1. BJAmomさん、コメントありがとうございます☆ 返信ちょっと遅くなりましたー。
      私もいっつも衣笠山ダイアリーに癒されています。山を歩く生き生きとした犬たちと、そして移り変わる季節と動植物たちへのmomさんのあったかいまなざしが大好きです。

      はい、おっしゃるとおり日本と比べると保護犬ははるかに一般的な存在だと日々感じます。実際に元保護犬に会うことが多いこともさることながら、キャスカがレスキューであることを話すと「どこの団体から来たの?」と聞かれることも多くておもしろいです(多くの人々が保護犬と暮らした経験があったり、または保護犬と暮らしている飼い主を知っているゆえ?)。そして特別な目で見られることがなく、保護犬でトレーニング中なのというと、理解が深くあたたかく見守ってくれるのが本当にありがたいと感じていますー。特別なこと、ではなく日本でも「ふつうのこと」として保護犬を迎える日がくるようにと私も深く同感です!(根本的に保護犬という存在が減ることももちろん願ってやみませんが)

      うう、つい長々と書いてしまいましたが、セーラちゃんの日記も、楽しみにまたブログに遊びに伺いますねー(^^)

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  3. こんにちわ。初めてお邪魔致しました。たくさんのワンコが一緒にいる・・・そして争いごともない、本当にうらやましいです。うちは3匹いますが、その3匹ですら争い事があり、夜中にいきなりかみついたりして。もともといた2匹プラス2年前に一匹保護犬を迎えましたが3匹でのワンワン追いかけっこの末、一匹の右目を失う羽目に。それ以来怖くて保護犬は家の中で別室で隔離状態です。
    犬は飼い主の鏡というので犬に責任がないことは重々承知、ただ、住んでいるのがタイでそういう私たちを助けてくださる方を見つけることができなくて・・・ヨーロッパだといろんなトレーナーさんがいるでしょうから勉強の機会もいっぱいあってうらやましいです。

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    1. satokoさん、ご訪問&コメントありがとうございます☆
      タイにお暮らしなのですね。そして里親さんとはー。どんな犬たちとお暮らしなのか、見てみたいです(^^) ブログを始めてから、犬を愛する人々と交流できることをありがたく感じていますが、タイの方は初めてでなんだか嬉しいです。

      そして、、私自身は多頭と暮らした経験がないため想像するしかないのですが、同じく大切に思っている犬たちの争い、そして怪我のこと、、satokoさんのご苦労や心痛を思うと胸が締め付けられる思いです。犬事情が日本とはとても異なりそうですしタイではやはりトレーナーは見つけにくいのでしょうか? さまざまなアプローチもすでにためしていらっしゃるかもしれず、ノイズになってしまうと恐縮なのですがたとえば日本のトレーナーさんでメールセッションをやっている方もいるそうです。トレーナー選びは本当にむつかしいと思いますが...もしご興味があれば!

      我が家のキャスカも素行不良な面があり、散歩で出会った犬を、出合いがしらに威嚇のうえひっくり返し、相手がキャンキャン泣き叫んでいるのに上からのしかかり(涙)、ひっぺがして平謝り...ということがあります(そんな経験は積み重ねてはいけないので、satokoさんがおっしゃっているとおり、私の油断に責任があります...orz) こちらの記事でキャスカが落ち着いているのはひとえに他の犬たちが非常に落ち着いていて、キャスカも慣れているからなのですよー。そんな背景があるため、キャスカだけ念のためリードを着けたままにしています(^^;) まだまだ勉強の続く飼い主でありますが、見守ってくださると嬉しいです&よかったらぜひまたご訪問ください。

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