2.28.2014

脱暖パン、ヒッチコック状態の海岸とトレーニングログ

急に春のような陽気。もはや第二の皮膚と化している暖パンからジーンズに履き替えての散歩は久しぶりで、なんだかスースー(?)した感じだった。

いつもの海岸コースでは、 数日前からカモメとカラスが群れをなしている。いつも会うベルちゃん(ボーダーコリー)ママが「こんなにいると怖いくらいね~」と言っていたが、トレーニングに励むセター飼いとしては別の意味でドンヨリしてしまう。

とはいえ、鳥に負けてはならぬとテクテク散歩&トレーニング強行。先週のレッスン以来、最近ナアナアにしていた部分を反省して初心に帰ってやっているのがいいのか、完敗にはならなかったかな?



キャスカは始終エヘラっとしていた(暑いだけかも)。


わりと制御可能だったのは、もしかしたら鳥がいすぎて(カモメは空を舞うわ、ムクドリは地面をついばむわ、カラスは柵にずらりと並んでるわで)気が散り、相対的に飼い主のウエイトがあがったのかもしらん。


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[前回トレーニングレッスンログ]

■歩行練習:
出だしの興奮&パニック(テンション高いので、いろんな物音にビビる。散歩だイエーイ&ギャー怖い!が入り混じってとてもバタバタする。家を出るまでのバタバタはもうなくて超お利口☆)を諦めずにきちんと落とす。時間をしっかりかけて、落ち着かせること。

キャスカの場合は、動けば動くほど興奮がよりupするので先読みして止める(怖いものがあるときはまた別)。リードが張って戻ってくる時にも、左右後ろに回り込んで戻ってくるがブロックしてやらせない。まっすぐ戻れるように。

■呼び
いったん減退を見せていた鳥への執着がなんだかあがってきた!? ちょっと悩みどころ。☆野さんは「こないだの浜辺フリーランで味をしめたんですよ」とことあるごとにネチネチ私をいじめるのだが、都合の悪いことはふたつ返事で流すことに。

レッスンの後に考えてみた。室内レトリーブ練習をしていて外でボール/ダミー遊びをしていないから発散が足りないのかしら。次回までに発散系の遊びを多めにいれてみよう。

家でピーピーと地道に鳴らしていたホイッスルを、ついにお外で使ってみる。反応上々。☆野さんにリードを持ってもらい、意識がこっちを向いている状態で成功のお膳立て。80mくらい距離を伸ばしたけれど、まっすぐ全速力で戻ってきたので感激。あいかわらず3mくらい行き過ぎているが。

ホイッスルは、絶対成功するタイミングで大事に練習すること。


■Stay強化
キャスカはStayが超ニガテ。飼い主への執着が高いのは呼びでプラスになっていることも確か。ここはあきらめようかねえと言っていたのだが、やはり外でのビクビクドキドキな不安感をカイゼンしていくには必要ではないかと。練習再開してみた。

ロングリード付けたままで座らせ、Stayをかけて離れる・戻る・周りを回るなどの基礎練習。最近外ではやっていなかったものの、家の中でこれまたチクチク練習していたので予想よりイイ感じでできた。

係留してのStayは3mがレッドラインみたい。不安になってパンティングを始めてもうた。無理させずにこれから気長に練習。

3mでピーピー言うのに自分から離れるなら300mはかるくかっ飛んでいく飛行犬。

■おうちでレトリーブ
猟をせず鳥を追わせないなら猟欲の発散先がいるよね!ってコンセプトでこれまた地道に練習中。Prey driveをPlay driveに、が自分的合言葉。保護セターでありがちな、おもちゃにまったく興味を示さないところから始めて、ゆっくり成長。追いかけるところまではスムースだったのだが、持って来いがどうにも行き詰まった(ひとり遊びでかじって振り回したいキャスカだった)。

現在、方針を変えてじっくりクリッカーで教えて遊んでいる。いつもの時間に遊ばないとダミーを隠してあるところでじーっと待って、「アレを出せ~」って感じにワンワン言うくらい好きになってくれた。お利口さんだわ~(バカ親)。

細かくステップを踏んで、手元にもってくるのが正解と理解したものの、キャスカなぜかボトボトとダミーを落とす。☆野さんとあーでもないこーでもないと観察&練習したところ、カプっと咥えるのがとにかく苦手みたい。

もともとキャスカはソフトバイトで、オヤツなんかもそーっと受け取るカワイコちゃん(バカ親・2)。遠くに投げて勢いがつけば咥えられるのだが、近くにあるものは前歯でついばむ感じでピックアップする。咥えることをじっくり教えるか、持って来る面白さをかためてから様子を見るか、引き続きいろいろ試してみようっと。

お外で鳥以外にも楽しいことをたくさん作ってあげられますように。頭も体も使って、いろんなことにもっと自信をつけてあげられますように。あとはえーっとえーっと...(こういうのを教育ママのお節介というのだろうか)


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