2.20.2014

ピカーッとピーンで始まったトレーニング

寒い一日であった。そしてキャスカは朝からブーたれていた。


それはね、トレーニングの日だからよ。


キャスカを迎える際にイングリッシュセターについていろいろ調べていて、それがきっかけで知ったのがCACI。セター、ポインターといった7Gの猟犬(ガンドッグ)のレスキューをメインに行っている千葉の保護団体さん。



犬と暮らした年月は長くとも、トレーニングと名のつくものに無縁の生活を送ってきたので(先代犬たちよ、すくすく育ってくれてありがとう)、キャスカが来てからしばらくたって、「うーん、この犬なんかふつうの犬(?)とチガウ」(主に猟欲とか猟欲とか猟欲とか)ということに気づき、飼い主が学ばねばならぬと一念発起。



さらに調べ始めると、犬のトレーニングの世界はなんだか とんでもないことになっていて 多様性に満ちていて、流派(?)はもりだくさん。情報量がすごいこときわまりない(陽性とか陰性とか、問題行動とかいうワーディングもよくわかっていなかった。そんなスタートライン)



いろいろ話を聞いたり読んだりしても、キャスカにあてはめるとピンとこず。素人なりにいろいろ試してみても、やっぱりピンとこず。困ったなあと思っていたところで、前述CACIさんのブログで代表の方がトレーニングに関する記事を書いていらっしゃった。

読んで一条の光が。ピカーっと。



そうそう、そうなんです、この愛すべきテンションを潰すことなく大事なことを教えるにはどうしたら? 声を届かせるには? 以外にも楽しいことがあるよと教えるには? その解決法が知りたいんだなあと。この記事の後もしばしば登場する独ポ先生こと星野先生にピーンと。



なんとか連絡先を見つけて、トライアルレッスンを受けたのが昨年の6月。まだまだまだまだ途上だけれど、あの時ピーンときて良かったなあとしみじみ思う今なのであった。




眠くなったので、続きはまた明日。

(※写真は昨年春のもの。鳥追いまくってたあの頃。でもキャスカは実猟経験ないと思われる)


にほんブログ村 犬ブログ イングリッシュセターへ
にほんブログ村

↑参加してみました。セター修行のはげみに、いつも皆さんの記事を楽しく読ませていただいています。鳥追いスタイルもいろいろだなあ~

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

4 件のコメント:

  1. 度々お邪魔しますm(._.)m
    仕事の合間で時間が空いていて、がんがん読み進んでます(笑)

    迷うところなんです。
    もちろん犬にはきちんとトレーニングをして、
    ちゃんと外でも飼い主のことを気にしていられて、
    それが理想であることは、理解しているんです。

    CACIさんのトレーニングのブログを読んで思ったこと。
    もなかの場合、以外と普通の犬に近いかも。と。
    おもちゃ遊び好き~♪
    雷は苦手だけど、外の音はほとんど平気。
    朝イチのテンションはハイパーだけど、
    行きたかった海に着いたら、落ち着いて遊べる。
    山でも、私たちが止まれば、一緒に休憩できる。
    ボールに集中してるときに犬に邪魔されるとちょっとガウするけれど、
    散歩で会うと、どんな犬でも、ガウカウされても仲良くできる。

    と思ってしまうから、日々のコツコツくらいで満足しちゃって、
    あまり進歩しないんでしょうね(笑)

    でも、ハイパーテンションの時に声を届かせられるように!
    他の人&犬の話を聞くたび、やっぱりがんばらないと!と思うのでした(笑)
    そう思わせてくれるのは、がんばってるtomomitさんとキャスカちゃんです。
    ありがとうございますm(._.)m

    返信削除
    返信
    1. もなかママさん、いらっしゃいましー☆
      いつか誰かの役に立つかもという気持ちもあって、へたっぴなりに徒然を書いているので過去記事も読んでくださってありがとうございます。

      ですよねえ。トレーニングは実際に取り組んでみても、まだまだ悩ましいし迷うこともたくさんあります。個人的には「すべての犬にトレーニングを! もっと楽しい愛犬ライフ」とか正直うさんくさく思っている方です(言っちゃった~)。トレーニングをしなければ、犬との生活で何かを逃しているっていう向きも疑問なんです。トレーニング最高!とか、何の迷いもなく書けないんです(^^;) 大変!でも楽しい!とは書けるけど~

      なぜならば、先代、先々代も躾はしたけれど家族でテキトーに愛情深く育てて、すくすくと声の届く犬に成長してくれたし、困ってることもなくて(先代は犬と人が好きすぎてちょっとアレでしたけれど、困ってはいなかったし)、十二分に幸せなLife with dogsを私たちにくれましたもん。

      なので、キャスカのトレーニングをしてみようと思ったのは、ひとえに自分のキャパや経験が足りないなあと思ったからなのですよね。ここがマッチングして人犬ともにハッピーならば家庭犬はトレーニングしてもしなくてもいいんじゃないかなーって。多少問題があっても、日々の生活や時間が解決することもたくさんあると思いますし。

      キャスカの場合は「安全に」犬らしく暮らせること、フリーで遊べるように、怖いことが減るように(怯える犬というのは見ていて一番辛いです)、というのがトレーニングを始めた時も、今もずっと目標です :-) 犬それぞれ、気質も経験も違うから「ふつうの犬」っぽく何の心配もなく散歩できる...というのはこれからもナイだろうなあとは、もう覚悟しているんですけどねー(笑)

      でもそんなキャスカでも星野先生によるとセターのエネルギーレベルとしては中くらいらしいです。猟欲は中の上、って言ってたかな... 実際に会ったことがないのでなんとも言えませんが、もなかちゃんはめちゃ優秀だと思います! いちばん大切な「人への意識」が強いところとか。あと対犬・対物の社会化もばっちり(一緒に遊べるとか、そういうのではなくて)。もなかちゃんは猟欲はそこまで強くない印象ですし、もしママさんともなかちゃんの「趣味」を増やしたいなーとか思っていらっしゃるようでしたら、きっとレトリーブもばっちり向いていると思いまーす。楽しく遊べて、声も届くようになーる☆の一石二鳥?(← って、どこの回し者じゃ~)

      削除
    2. そう言って頂けると、とっても気が楽になります!
      って人の意見で決めるわけではないんですが(笑)

      レトリーブ、1匹だとほぼやらないのに、
      私が他の犬にも投げていると、持ってくるんです(笑)
      きっと、持ってこないとあの子に取られちゃう!遊んでもらえない!
      って思うのでしょうね。
      他の犬とは、セターブログで知り合ったミントなのですが。
      ふだんは譲るのに、なぜかミントだけはライバル心なのか?
      必死で取るし、私に体当たりするように戻ってきて、手のなかにボールを押し付けてました(笑)
      状況によってはできるのだから、そのうちできるようになるかも♪
      と期待して(^^)

      もなかの猟欲は確かに低めかもしれません。
      うちに来た頃は、鳩でもなんでも、見つけたらセットして動かなかったですが、
      今は鳩くらいだと、素通りの時も。
      鴨だとかなり頑張りますが、無理やり引っ張れば、諦めます。
      鳥への猟欲がボールへの集中に切り替わったような感じです。

      怯えてる犬は、本当に見ていて辛いでしょうね。
      雷の時は、可哀想になります。
      でも、キャスカちゃん、お散歩楽しそうに見えますよ?tomomitさんの日々の努力の賜物でしょうね~(^^)

      削除
    3. もなかママさん、そうそれそれ! CACI金子さんも書かれていましたが、「猟欲の切り替え」です。

      猟のために作られた犬たちですから猟欲はあって当たり前。でも猟犬として暮らさないのであれば、楽しめることを作ってあげたいと思うのですよね(もちろん猟犬として生きていくのであっても、いやむしろ猟犬であればさらに? 人間がコントロールできなければ猟で使うべきではありませんが)。猟欲よりレトリーブ欲が強くなることはキャスカの場合はナイと思っていますが(^^;)、猟もダメ、遊びもナシではこの犬種のテンションの向ける先がないと。「人と楽しむ」ことを増やして、バランスよく安全に、犬らしく過ごしてほしいなあ~としみじみ思います。

      だからもなかちゃんのボール好きは、本当にラッキーなことだと思います! キャスカはその点典型的で、遊びに一切興味を示しませんでした。星野さんにコツを教わりつつ、ゆっくり育ててきましたがいまだに外では(クラスのフィールドを除く)走ること、探索以外のことは眼中にありませんねえ。先は長いです(笑) そんなわけでリトレーニングの一環としてのんびり続けているレトリーブですが、ただ持って来るだけではなくて奥がものすごく深いですよー。レトリーブが大好きなこは難易度が高くなるほど燃えて、イキイキとしています。このへんも、いつかうまく記事で紹介できると良いのですが~

      もなかちゃんもカミナリだめですか。カミナリが鳴っているとボールもダメかしら。キャスカはもともと山や野原、天然環境だと怖いものナシなのですよ。ワハハ(逆にそれも危ないので、もうちょっと慎重になってほしい...涙)。アドレナリンと血のなせるワザですねえ。社会化不足で人工物がダメでサウンド・センシティブなので、住宅街散歩は今もずっと脱感作療法的なリハビリを地道に続けていまーす。バイク、工事、雨戸etcといったよくあるパターンはもちろんダメですが、ドアの閉まる音や子どもの声なんかにもパニクってしまいますの。来た当初は人とすれ違うだけでもダメでした。室内でも生活音がダメだったり。怖いものは怖い、で完全に気にしなくなることはないと思いますが、安全を考えるとそういったパニックを自己解決できる程度くらいには、キャパシティはあげてあげたいなーと思うのでした。がんばりまーす。

      ちなみにテキトーに育てた先代は、江の島花火大会は毎年浜辺で一緒に見るくらい、すべてがどーでもいいというお気楽な犬でした。犬種、気質、育ち、犬はほんとにそれぞれで、面白いですねえ。

      削除