3.02.2015

カーラとキャスカ、それぞれの情熱(≒中毒)

ある日のレトリーブクラスにて。


いうなればセターズが鳥を追うそれと同じほどに、レトリーブを情熱的に愛するクラスメイトのカーラちゃん。ダミーはもちろん好きだけど、彼女のとっておきはこのフローティングコングなんだって。

今日も楽しかったね~と、クラスが終わって解散タイム、




なんだけど、もうちょっとだけ燃えたいカーラちゃん。部活が終わっても「あともう1本!」とグラウンドでひとり自主練にはげむ熱血高校生みたい。

ダレカ 投ゲテクレナイカシラ...

帰らないそうです。



たいていは「もっと授業が長ければいいのに」という顔で、でも素直に帰るんだけど、この日はちょっと嬉しかったね。「もう1回だけだぞー」と飼い主さんのNが呼び寄せてくれた。




コングを渡して、停座して。授業中はいつもパーペキなステディネスのカーラちゃんだけど、ラッキーな「もう一投!」にもうルンルン(← 死語か?)


正面に直線で送り出して、カーラちゃんが背を向けて走っているあいだに右の草むらにコング投擲。ストップホイッスルで止めて、右へ方向指示。ばっちりブラインドレトリーブでした。よかったね、カーラ!




これはある日のキャスカのお願い視線@プレイング・フィールド。






なぜかカモメが大量に群れていたのだった。


 

見晴らしもいいし、カモメも犬あしらいに慣れて(?)いるようだったので、安全オッケーてことで、めずらしく許可。



火に油をそそいじゃいかんかなー、追わせないなら追わせないって統一しないといけないんだけどなあと、ちょっと複雑な気持ちになりつつもアマアマ飼い主です。


でもちょっと試してみたかったのだ。


よしよし、森と違ってやっぱりこういうフィールドだと深追いせずに戻ってこれた。

これからのトレーニング日和。うまく教えられなくてちょっと停滞気味の、ストップ&ステイに再トライしてみようと思います。呼びがいちばん大事なのは当然だけど、できると安全度も楽しみもアップだものね。気長にコツコツ~


カーラの飼い主さんのNは、いうなれば犬中毒で「みんな違って面白いねえ~」が口癖。いつも冗談ぱっかり言ってるんだけど、ほんとに犬たちを愛していて優しい。

初めてキャスカがこのクラスに行って人犬ともにイッパイイッパイだった時に、遠くからニコニコして見てくれて、(キャスカが他犬に反応しまくってゼーハーしていたので)クラスが終わったあとにカーラを自分の車に入れてから「挨拶してもいい?」(← 私じゃなくて、キャスカにね)と声をかけてくれた。嬉しかったなあ。その後しばらくたっても警戒していたキャスカだけど、近頃はNにもすっかり慣れてスリスリしています。

まあそんなNのアドバイス → 「背中に羽しょってさ、バサバサやりながら歩けばキャスカもばっちり集中だよ!」

コングはポケットに入れられるからいいわよね~。



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4 件のコメント:

  1. レッスン、楽しそうでいいな〜。
    ボールやオモチャ命の子だとトレーニングがやりやすいのに…って思うことがあります。
    キャスカちゃん、珍しく許可が出て楽しかったかな〜?
    でも深追いしないで偉かったわ!
    FTや実猟のトレーニングでは、ポケットにウズラや鳩を入れておくことがありましたよ。
    呼び戻し訓練で、呼んで戻ってきたら鳥が出た!みたいに。
    ハンドラーの呼びに応えたらいい事があったと刷り込むみたい。
    でもコルクは夢中になり過ぎた余りに、戻って来たものの、出た鳩に気付かなかった!(失敗〜)

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    1. コロママさん、コメントありがとうございます☆
      超!楽しいです。でへへ。人犬ともに趣味の習い事のような感じで長ーく通っている人が多く、気負わずのんびりした雰囲気がとっても好きなのですよー。

      ボールやオモチャ、まったく同じことを思います(笑) いちばん好きなものをリワード(報酬)にしましょう♪ なんてよく言われますが、それがハンティングの場合はどーすりゃいいのーって(オモチャを大好きにしましょう♪ ってなるけど、それが出来たら苦労しませんわい)...と思いきや、驚きの体験談です。ウズラや鳩をポケットにいれちゃうんですか!(生きてますか!?) 人間放鳥機というか、手品師というか、いやはや。

      雉ダミーやウサギの毛皮ボールを試したことがありますが、生きていないのでやっぱりキャスカは興味をそこまで示さずだったことが。なるほど、ウズラと鳩か...気づかないコルク君も含め、面白すぎですー!

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  2. ポケットに入れるのはもちろん生きている鳥ね。
    以前、雉の片羽をもらったことがあり
    、フィールドに隠して探させたことがあるのですが、探し当ててポイントしたものの???という様子。
    後で「死んだ雉の匂いを探させてどうする!」ってお師匠様に叱られました。

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    1. コロママさん、やっぱり生きてる鳥ですかー(爆) ワハハ、お師匠様のお言葉もこれまたおもしろいです。

      FT/雉当ての方向へは行かないつもりなんですけれど、そのリワードは魅力的すぎますね! ロンドン近郊ですとなかなか実猟ハンターと出会う機会がないのですが(とくにセター・ポインターは。今はスパニエルとレトリーバーがメインストリームの模様です)、やっぱりハンターの話は聞いてみたいな~

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