のんびり海に向かうオーディン。
オーディンは泳がないラブで、足の届かないところには行かなかった。でも砂が足をさらっていく感触が好きだったみたいで、よく、ただ立っていた。若い時には自分の足を通り過ぎていくものをつかまえようとバシャバシャやっていたような...
嬉しそうだね。
昔は穴掘りに夢中になっていたけど、おじいちゃんなのでもうやらない。でも誰かの作った穴が気になってチェック。
おもいのほか、超大作だった。鵠沼の長城か?
足腰のふんばりが弱ってきて、速足をめったにしなくなってきた頃。ヨッコイショと座って休憩。
でもこの日、姉と私が呼んだら一瞬だけ速足になってそばにきてくれた。
2012年6月10日のオーディン。16歳。夕暮れ時、もはやうちの庭と化していた近くの公園で。
前足も弱ってきて体がかたむいていたので、まっすぐ歩けない。それでも元気なおじいちゃんで、公園のはじっこにある水道までたどりつくのを日課にしていた。
自主筋トレみたいだよね、と家族みなで本当に感心していた。くるくる回ってしまうので、ときどき腰を支えて誘導。
今日もたどりつけたねえと嬉しくなる。この蛇口から流れる水を飲むのが大好きだった。これは、はやくお水出しての顔。
ぺたりんと座ってしまうので、蛇口にとどかない。すかさず姉が手で即席延長ホース。両手で水をためても飲まず、あくまで流れる水が飲みたいオーディン。
「水は、流れてるのに、かぎるのだ~」
たしかに、流れているのをゴクゴク飲むのはニンゲンもおいしく感じる。なんでだろう。
こんばんは。こちらでは初めまして。あんの母です。
返信削除あんはまだこの水飲みはしてことがありませんが、先代達、ジョイ、トト、ウルルが
この飲み方が大好きでした。
オーデインくん、いいお顔していますね。
井田さん、ご訪問ありがとうございます。
削除この懐かしい記事にコメントくださり、とても嬉しいです。ばかみたいなんですが、久しぶりに自分でも読んでまた泣いてしまいました。暮らした犬たちに順位はつけられないけれど、オーディンは本当に私たち家族にとって特別な犬で、今でもそばにいるような気がすることがよくあるのです。
先日、ペンションのHPを拝見していて井田家のかわいいかわいい先代達に会えました。ジョイ、トト、ウルル、みんなみんな、幸せないいお顔ですね。