セターなお土産にデヘへ

週末の荒れ荒れ天気も一息ついて、今日は雨なしされど強風だった。お散歩の帰り道、改築工事中の家のそばを通ったら資材にかぶせてあったシートがバササッとなって、キャスカびっくり。アワワワワとプチパニックを起こしたので、「はい、なんでもないですよー」といつものようにSit & Stayで落ち着かせていたところ、タイミング悪く背後から傘を持ったおじいさんが急ぎ足で歩いてきた。

あ、と気づいた時にはもう真後ろにいて、回避できず（← トロい飼い主）。落ち着いた精神状態ですれ違うなら大丈夫だったと思うんだけれど、自分が止まっている時やアワワ・モードの時はいろんなものに過敏に反応してしまうため、おじいさんにも吠えかかりそうになってしまった。傘なのか、急ぎ足なのか、まあとにかくアワワとなったのであろう。


すみません！と謝って脇によけたら、「いいよいいよ、トレーニング中なんじゃろ」とニッコリ笑って通りすぎてくれた。ありがたや～。ありがたついでに怖くない上書きをしようと、キャスカにオヤツをあげるというのをお願いしようと思ったら（← ずうずうしい）、このおじいさんの足が速いことなんのって。声をかけようと振り返ったらもうかなり先をずんずんと行っており、追いつけませんでした。

いやー、イギリスは元気なおじいさんおばあさんが多い気がする（← 私が遅いだけ？）。



しかして、今回滞在くだすった日本からのお客様母娘。犬を飼っていらっしゃることもあり、事前にNo touch, No talk, No eye contact のキャスカ・マニュアル（？）をお知らせしておいたこともあり、けっこうすぐに人犬なじんでくれました。で、ブログで読んで想像していたよりも落ち着いている！とお褒めにあずかったのだった。イエイ。

お泊りいただき、翌朝にはキャスカもすっかり慣れて。お嬢さんに、ちゃっかり朝食のおこぼれをねだっておりました。

しかし今回の訪英の主目的は、実はこの物静かで優しげなお嬢さんが、どうしてもあのイギリス発スーパー・グループのワン・ダイレクションのコンサートを観たかったからだとか。さすがにヤングすぎて、サッパリ1Dのことはわからぬのだが、年内で活動休止らしい。訪日はなさげだから、コンサート観るならイギリス来るっきゃない！ということね。

「そういうクレイジーな情熱って好きよ。イギリスと言えばアイドルよね～私もむかしテイク・ザットにはハマッたわ～」と、コミュニケーションでもはかろうと思い出話をしてみたのだが、テイク・ザット？なにソレ？と怪訝な顔をされてしまった。ああ、ジェネレーション・ギャップ。このうえ a-haがね～とか言い出したら、さらに怪訝な顔をされたに違いない。（※しかもa-haはイギリスじゃありません。ノルウェーだし）

ママさまの方はとにかく犬が大好きで（特にガンドッグ）、それがきっかけでブログを通じて知り合って、キャスカに会いに立ち寄ってくださったというわけ。そんなママさまからいただいたお土産が、なんとこちら。

セター・シルエットのウェルカム・サインとキーホルダー！

しかも、ワーキング・セターのシルエットでわざわざオーダーしてくださったんだとか。イギリスでもセター・グッズはけっこうレアで、時折見つけてもなかなか思い切れずに買えない病の私。我が家の数少ないセター・コレクションに、久しぶりに新メンバーが加わりました。

嬉しくって、玄関を通るたびにサワサワっと撫でている。


  


「ベーコン 1cmくらいもらったわー」 


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