ごごご、ご無沙汰しておりました

やってしまったわ、ブログ・サボタージュ。前回の更新から1か月半あまり。桜も水仙も咲き終わり、時代は（？）はや5月なのであった。反省。

まずは購読犬ブログをサーフィンし、人も犬もみなさん元気そうな記事にホホを緩ませる。嬉しい。我が家のキャスカもあいからわずよく食べよく寝てよくビビり、よく走りよくベロを出している。元気印。

アワも吹いてる

さてこの春、どんなイベントが発生していたかというと。



☆ホームステイ1号滞在
ご近所犬のウィンちゃん（♂）を、ママさんの里帰り期間中に3月末から2週間半ほどお預かり。キャスカと同い年のハンサム・ボーイだ。

いやぁ、予想通りというかなんというか、まったく手がかからず。しかもお預かりするとじっくり犬を見れて、自分の学びにもなるしなにより楽しかったのだった。早いとこ、また来てくれないかしらん。


☆ホームステイ2号滞在
ウィンちゃんが来てワーイワーイとやっていたら、予定外のホームステイもやってきた。従姉妹の後輩の旅青年である。 3月のあたまから、自転車で野宿しながらイギリス各地をまわっていたものの、あまりの天気の悪さに心が折れかけていたらしい。二つ返事で、我が家にて保護。

この頃たしかにとても天気が悪くて、最低気温は5度以下で強風に氷雨にと、なかなかミザリーな感じだった。世界各地の旅の百戦錬磨であろうに、イギリスの天気にはメゲてしまうものなのかしら。おそるべし、ブリティッシュ・ウェザー。

ついひと月前には枯れ野原で、ぎゅうっと着込んで出かけていたいつものお散歩コース。

あれよあれよというまに、こんなに青々と茂った。これからどんどん草丈が伸び、野茨も勢力をふるいはじめるはず。肉球トゲぶっすりには引き続き注意なんである。ちなみに2号は引き続き滞在中なんである。初対面で食いつかんばかりだったキャスカがすっかり懐いた。



☆日本里帰り
イギリス駐在中は帰ることはないだろうと思っていたので、まさに想定外の帰国。夫のじい様が亡くなった。1週間の日程で東北の実家と湘南の自分実家へ。曜日の感覚が狂ってしまいそうな、めまぐるしい里帰りだった。

ロンドンと同じく春の遅い東北。じい様の畑では、花々が咲き乱れていた。

渡英前に訪れた時、軽トラを自分で運転して畑に出かけ、鶏を育て、短歌を詠みという日々を送り、カカカと笑顔で「まあ元気に行ってらっしゃい。100歳まで生きるからまたな」と言っていた。92歳で大往生と言えるはずでも、切ない。じい様っ子だった夫が、せめて最後にもう一度会えたら良かったのにとも。

不肖の嫁である私は夫の実家に里帰りした数も少ないのだが、ユーモアにあふれ、好奇心旺盛で、仙人のように飄々としていたじい様が私も大好きだった。もっとたくさん会いに行けばよかったと、いつも後悔は先に立たずだ。

水仙に勿忘草に踊子草にと、咲いている花もロンドンと同じだった。


東北から一足先に東京に戻り、両親と姉、けねちゃんに会えて、あいにくのお天気だったけれど、散歩にも行け、とても嬉しかった。ついつい忘れてしまいがちだけれど、人とも犬とも、一緒に過ごすそれぞれの季節を大切にしていきたいと強く感じた春なり。

なんて、しんみりしてばかりいたら空のじい様にカカカと笑われそうだなー。




  


キャ「そう思うなら、ブログもサボらず季節を綴りなヨ！」

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